〜岩津商工発展会〜

会 員:107名  会 長:齋藤繁雄 氏(株式会社サイトウ家具)

 昭和5年、前身の岩津商工会が創設された時に始まり、昭和42年に今の商工発展会となる。                          

岩津商工発展会(右)齋藤会長(株式会社サイトウ家具)、
(左)近藤副会長(有限会社近藤孝商店)にお話をうかがいました。

発展会として、どんな取組みをされていますか?

 会員同士、率直な意見交換をしながら「春の新緑セール」「納涼盆おどり大会」「フリーマーケット」「冬の年末セール」などを企画して取り組んでいます。12年前、若い力で発展会を盛り立てていこうと、20代〜40代のメンバーで青年部を立ち上げ活動していたのですが、“もっとたくさんの人に気軽に参加してもらえる組織にしたい・・・”という思いから、3年程前名前を「遊友会」とし、いくつの人でも、商店主だけでなく一般の人でも、やる気のある人なら誰でも参加できる組織に変更しました。今では、盆おどりやフリーマーケットについては、「遊友会」のメンバーと発展会が協力して企画をしており、今年で3回目となるフリーマーケットには、70ブースほどの出展者が集まり賑わいをみせました。最近では、イベント等を通じて商店同士だけでなく、そこに暮らす人々とのコミュニケーションが生まれ、地域としてのつながりができてきたように感じています。
 また、商店街にある107灯の街路灯は、暗かった商店街の通りを明るくしたいという思いから、15年程前に発展会のメンバー自らが出資してつくったものです。

今後、どんな取組みをお考えですか?

 商店街に限らず「岩津」という地域をもっと知ってもらいたい・・・それが一番の目標ですね。お店については、主婦モニターなどに正直な意見をいただきながら、「魅力がない所」をしっかり認識し、それを改善するため1歩でも2歩でも前へ進んでいけたらと思います。
 また様々な企画を通して育んできた、地域としてのコミュニケーション・繋がりを大切にしながら、地域全体として次のステップへ進むためのアイディア探しをしていきたいと思っています。どこにヒントがあるか分からない時代。だからこそ、当たり前に見てきた様々なものにもう一度目を向け、岩津を知ってもらい、“岩津ファン”をつくっていけるようなきっかけづくりをしていけたらと思っています。まずは手初めに、ここに来ていただいた方に岩津の“おいしい情報”をお知らせできるようなマップを作っていきたいと思っています。



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