異種金属接合

 機械技術と金型技術が組み合わさった鍛造技術。自動車部品をはじめ幅広い分野で活躍する同技術を、さらに『常温で成形』する冷間鍛造の技術を用い、高精度の金属部品を製造しているのが中部冷間株式会社。同社は複数種類の金属を鍛造することで接合させた異種金属接合部品を産学連携により開発。強度の高い部品と重さの軽い部品を接合することで、金属部品の必要な部分にだけ強度をもたすことができる。近年、課題となっている"部品の軽量化"解決のため、自動車製品や家電製品など幅広い分野での活躍の可能性が広がります。  
中部冷間(株)  

 より強度もたせ、品質の高い部品を冷間鍛造の技術により製造する同社。最小50g〜最大4sまでの製品を扱っており、純鉄・焼鈍廃止鋼・Bi(ビスマス)快削鋼といった新素材を使用した製品を市場に提供。その製品は、自動車のエンジンやパワートレイン、ブレーキ等の分野で活躍している。さらに新素材の製品化を目指して、異種金属の接合部品を大学と協力し開発。「軽量化」をキーワードに同製品の普及を目指す。
事業所名:中部冷間(株)
住所:岡崎市合歓木町渡島13-1         
電話:(0564)43−6351
ホームページ:http://www.chubureikan.co.jp