岡崎商工会議所会報2007・3月号表紙:表具処 春香堂
表具・創作表装

 一般家庭の襖・障子張替えや、書・絵画を額や掛け軸、屏風に貼り込んで仕上げる表具師。 主役はあくまで書や絵画ゆえ、それをいかに引き立てるかが表具師の腕の見せどころ。親子2代に渡り現代の名工に選ばれた春香堂の確かな技術力は、各地の寺院からも依頼があるほど。昔ながらの仕事を手がける一方、遊び心溢れたユニークな創作表装等も数多く生み出しています。
表具処 春香堂  

 一般家庭の襖・障子の張り替え、寺社等の仕事を手がける。掛け軸・額・襖・屏風等の伝統的な仕事の傍ら、創作表装をはじめ新しいことにも積極的に挑戦している。10年程前から、柿渋で染めた和紙で編んだ作品を手がけるようになる。 「非常に手間がかかるため、挑戦する表具士は居ない」という柿渋染めは、防水・防虫効果が高く、色の変化が魅力。その他、書家・画家や工芸作家等とコラボレーションした作品も制作している。「いいものを後世に残したい」と次世代の表具士の教育にも力を入れる。
事業所名:表具処 春香堂
住所:岡崎市岩津町字新城90番地-1         
電話:(0564)45-2304(0564)45−2304