実施計画書





1. 実施計画
1. 事業実施テーマ
【B事業】
「IT(Information Technology)を利用した介護サービス情報ディレクトリーの構築と遠隔教育事業の本格運用に係るコーディネート活動」


2.コーディネートの対象
 平成11年10月、平成11年度のコーディネート活動支援事業の成果として、外部経営資源が調達でき、任意団体であったバーチャルベンチャーコーポレーションフロンティア(VVCFrontia)は(株)インターフロンティアとして設立することができた。また、平成12年3月、地域の活性化支援を目的とする任意活動団体「21世紀を創る会・岡崎」は今後の活動展開の広域性を考慮して「21世紀を創る会・みかわ」として愛知県に特定非営利活動法人(NPO)の認証申請をし、7月12日に認可された。「みかわ」は岡崎・豊田・知立・刈谷・安城・西尾・碧南・高浜・豊橋・豊川・新城・蒲郡の12市を含む、愛知県の三河地方を意味している。
 本年度の活動テーマのうち、「ITを利用した介護サービス情報ディレクトリーの構築」に関しては、上記の「21世紀を創る会・みかわ」をコーディネート対象の中心として、その組織の活動理念に賛同して集結した地域のコンピュータソフト産業分野の「新規事業展開活動等」を目的として、新たに、介護分野のケアマネージャー・ケアサービス事業者・医療福祉関連事業者、および、NPO組織や外部経営資源とのマッチングを行う。
 また、「ITを利用した遠隔教育事業の本格運用」のテーマに関しては、平成11年度のコーディネート活動支援事業によって試作された通信制大学院の基本システムの試験運用を通じて構成されたビジネスグループに対して、そのシステムの遠隔教育事業への本格活用を課題とした「新規事業展開活動等」を目的として、コンピュータソフトおよびネットワーク開発関連事業の中小企業、大学および外部経営資源とのマッチングを行う。


3.コーディネータの氏名、所属先及び役職
 草間 晴幸  大阪大学大学院助教授
 服部 良男  服部工業株式会社取締役社長
        岡崎商工会議所常議員、情報化委員会委員長


4.事業の内容
(1)事業計画全体の説明
「ITを利用した介護サービス情報ディレクトリーの構築」
 平成11年度のコーディネート活動支援事業によって試験構築された岡崎商工会議所が運営する「アクティブバーチャルモールOZ」の実験運用に関しては、総計11回のバーチャルモール研究会に総数73社の参加があり、地域の活性化の担い手としてのビジネスグループを組織することとなった。このバーチャルモール内に、現実社会に対応する仮想都市内の情報発信領域として、介護サービス情報ディレクトリーのシステムとデータベースのプロトタイプを試作し、情報配受信のテストを行う。
 また、「介護情報inバーチャルモール」研究会(8回開催予定)を設置して、その進捗状況のチェックとシステム・データベースの機能に対する検討と評価の作業を行わせ、と同時に上記で説明したマッチング活動の場として活用する。
「ITを利用した遠隔教育事業の本格運用」
 平成11年のコーディネート活動支援事業の成果として構築され、YAMASA言語文化研究所のサーバ上に試作された通信制大学院の基本システムを遠隔教育事業として本格的活用できるように「新規事業展開活動等」により拡張整備する。
 また、遠隔教育事業研究会(8回開催予定)を設置して、その進捗状況のチェックおよび必要とされる機能の検討と開発機能を評価する作業を行わせ、と同時に上記で説明したマッチング活動の場として活用する。
 なお、研究会は、コーディネート対象企業(団体)を含め、公募したメンバーによって構成される。

(2)コーディネート機関としてのコーディネータに対する支援体制
コーディネート機関である岡崎商工会議所は、コーディネート活動支援事業の円滑な推進にあたるため、事業実施責任者を専務理事と定めるほか、担当者に岡崎商工会議所職員4名を配置するとともに、岡崎商工会議所並びに岡崎大学懇話会など関係各団体事務局との連携を密にし効果的な事業の実施を支援する。
 事業実施責任者                 岡崎商工会議所専務理事     牧野修之
 事業実施担当者(事前準備、会場設営・運営等総括)岡崎商工会議所グループリーダー 早川秋夫
    同   (事前準備、会場設営・運営等補佐)岡崎商工会議所主事補      神谷敏充
    同   (総務・経理等総括)       岡崎商工会議所グループリーダー 荻野里富
    同   (総務・経理等補佐)       岡崎商工会議所主事       金沢元美
 



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