第4回アクティブ・バーチャル・モール研究会議事録





第4回アクティブ・バーチャル・モール研究会議事録
平成11年10月13日 14:00〜16:00 岡崎商工会議所402会議室 出席者38名
岡崎商工会議所コーディネート活動支援事業


1.第3回議事録要旨報告(草間コーデイネーター)
@本研究会の位置付け
Aバーチャル・モールの現状と将来性
Bアクティブ・バーチャル・モールの構築・運用に向けて(参加条件と運用概要)


2.運営の協議にあたって(草間コーデイネーター)
(1) 10月21日(木)、10月27日(水)に更に説明・論議の為の会合を持ち、より密度の濃いバーチャル・モールとして11月1日のスタートを迎えたい。
(2)資料説明「仮想商店街(バーチャル・モール)構築事業」 空店舗対策事業報告書より
@ 仮想商店街とは
1つのホームページに複数の商店が登録して営業を行うこと。
A インターネット販売の市場の拡大
平成10年版通信白書では、平成9年度の販売額は818億円で、前年比2.87倍。店舗数では、約8000店(平成10年3月)。(ここで注意すべきは、単に数字に目を奪われるのでなく、出店するテナントの為のバーチャル・モールとして運営されているかどうかを注意する必要がある。自分達は何を目指しているのかをきちんとお考えいただきたい。)
B成果をあげている事例とその特徴
ippinの事例
Cマーケティングに重点をおいたバーチャルモールの運営
バーチャル・モールが成長してゆくと、バーチャル・モール自体が運命共同体となり、例えば、似たような業種が共同購入や共同開発を行うという、よりマーケティングに重心を置いたバーチャル・モールとなる。
(3) バーチャル・ユーザーについて
商工会議所職員25人、服部グループで60人、テナント出店者30人、その他、学生・市民・企業を対象として一般公募を行っているので、100人を相当超えるユーザー数でスタートできる。


3.ユーザー登録、テナント関連のフォーム等紹介(ヤマサ・尾上)
・ バーチャル・ユーザーのネット上の登録書式(氏名、性別、年代、職業、結婚の有無、E-Mailアドレス、住居地域、広報室へのメッセージ)
・ テナントのネット上の登録フォーム(市内業者であれば参加可)
・ プッシュ情報提出書式(テナント名、電話番号、新着情報30〜40文字程度、送信ボタン)
自社のホームページを持っていれば、リンクする。
テナントは、11月1日までにE−mailアドレスを取得する(ヤマサで対応)。既に持っている場合はそれを使う。



4.自己紹介・質問
・ ニュートンプラスイー(岡崎創写館)川端さん
写真・ビデオ撮影、ホームページ・CD製作。どの商品・サービスでアッピールするか検討中。

・ オフィス・ニュートンズ・アイ 鷺山さん
コンサルタント業務。市場調査・アンケート調査。ホームページ製作。

(質問1)当社の関与先もテナントになれるか A=なれます。
(質問2)費用負担は  A=実験期間中は無料。終了後は、その段階で明示します。
(質問3)プッシュ型の利用率(視認率)のデータは有るのか
  ・ 名古屋カラー三河現像所 広沢さん
写真の現像(ディジタルを含む)。自社ホームページとの上手な関連を持たせたい。

・ ドーラ 水谷さん
パソコン関係は何でもやる。中小企業診断士。視点を変えて、アクティブ・バーチャル・モールに情報提供したい。アクティブと言う面を十分詰めることが出来ると非常に面白いものとなる。テナント出店は検討中。

・ 東海光学 桑原さん
メガネレンズ製造販売。業態から見て、テナント出店は難しいと思うが、アクティブ・バーチャル・モールには強い興味を持っている。

・ 東海銀行 山本さん
業態から見て、銀行がテナント出店することはないと思うが、次のステップの電子決済に関してはお役に立てる。

・ 竹田鍍金工業 神谷さん
仕事は鍍金業。出店します。一般消費者向けの商品企画をあたためている。

・ スギウラくろーど 杉浦さん
婦人服販売。バーチャルの世界は良く分からないが、興味があるので、ここで勉強したい。

・ 正文館書店 春日さん
書店。今年、ホームページを開設し、各種の情報を発信している。日本の出版業界は、外国と異なる状況にあり、このモールで、差別化したどのような情報を流したら良いか決めかねている。決済面での安全性が確保されるかどうかが、実運用段階でのポイントとなる。

・ 志賀為 志賀さん
肥料など販売。保守的な業界だが、ECへの関心は高く、新しい発想でテナント出店したい。

・ サンヨー建設 鈴木さん
本業は建設業だが、5年前から郵便局のふるさと小包で備長炭の通信販売を行っている。受注さえ出来れば、配送のシステムは問題ない。

・ さ五徳サムラートコーヒー 酒井さん
コーヒーの製造・販売と喫茶店経営。

・ さえぐさ 島田さん
シビコとジャスコ南店でバッグと袋物を販売。これまでは、ディジタルよりアナログでと言うのが方針であったが、中心市街地の地盤沈下の中で、インターネットを活用したビジネスへの関心が高まった。しかし、その入り口が分からなかったので、ここに参加して、その可能性を確認したい。情報を送るのに、ポケットボードというメール送受信用のもので良いか。 A=問題ありません。

・ 小野ふとん店 小野さん
これを機会にホームページを作成します。

・ 岡崎製材 天野さん
住宅資材販売、ホームセンター経営。3年前にホームページ開設。

・ 岡崎殖産 西尾さん
個人的な興味で参加。バーチャル・モールがどのような形で作られているのかを確認したい。

・ イフ 内藤さん
今日はじめて参加したが、大体イメージは理解できた。当社の製品の優秀性を、一般消費者に広く周知したいと思っていたので、大きな関心を持って参加します。

・ 稲垣屋 神谷さん
玩具花火の卸売業。インターネット人口は急増(5年後には5000万人)するとの予測があるが、このバーチャル・モールはぜひ成功させて行きたい。

・ 一心堂 
印鑑製造販売。ホームページを活用した販売を行っている。待っているだけでは思うように成果が上がらないので、こちらからアクションを起こすというアクティブ・バーチャル・モールはうってつけだと思う。

・ イーエルプランナーズ 杉浦さん
DOS/Vのパソコンの仕事をしている。

・ 泉屋酒店 芦田さん
酒販売とコンビニ経営。インターネットのことは、若い人にやらせます。

・ アンファン 田中さん
婦人服販売。1年前に開業、まだ知名度もないので、このモールに大いに期待しています。

・ メナード上和田販社 今井さん
2〜3年後に商売に活かせるようにしてゆきたい。

・ ミリオンカードサービス 原田さん
クレジットカード会社。決済部分でお役に立ちたい。

・ リョーイン岡崎営業所 岡本さん(森崎さんの代理)
私が担当してますのは、映像・画像処理関係で、フィルムからCD−ROMをつくるフォトCDシステムも作っております。

・ まごころ 小林さん
飲食業。八丁味噌アイスクリーム、食用油を洗剤に変える商品、調味料、等など売りたいものが沢山あって参加しました。(アドバイス=売るものが多岐にわたる場合は、複数のテナントを出店することもご検討下さい。)

・ 宝金堂 佐谷さん
実験期間中に形をつくり、終了後にはビジネスベースで取り組めるようにしたい。一般的な商品ではあまり売れないだろう。決済面を含め出店メンバーが多彩なので、うまく行くと思う。積極的に取り組みたい。

・ ブレイン 岡田さん
携帯電話販売、電気工事など。自社ホームページでは、電気工事の注文がきませんので、アクティブ・バーチャル・モールに大いに期待している。

・ フカツ電化社 平松さん
家電販売、ビデオ・CDレンタル。今年ホームページ開設した。このモールをビデオ・CDレンタルで活用したい。

・ ノブギャラリー 鴨下さん
美術品の販売と画廊経営。

・ 多々内モータース商会 多々内さん
自動車整備工場。Web上では、車検の予約受け付けと、車検のオークションに参加している。インターネット上で予約が入る環境が整ってきたになあと言うのをひしひしと感じている。これを機会にブームが爆発するといいなと思っています。


5.アクティブ・バーチャル・モールの運営について(質疑を含めて)
・ホームページをお持ちでない方は、2ページ分用意させていただきますが、そのデータを10月20日までにご提出下さい。10月25日には閲覧が出来る形と致します。内容は制限しませんので、気軽にデータをご送付下さい。やりたいイメージを伝えていただければ、それを具現化致します。
・アクティブ・バーチャル・モールのページから、ホームページをお持ちであれば、そちらに飛べるように致します。
・バーチャルですが、現実の商店街のようにお店が並びます。お店の看板と同じようにロゴを作ります。お店の中に入る段階では、ホームページのない方は、簡単なページで分かるようにします。ホームページを持っている方は、ホームページをご覧下さいという1行の表示でも結構です。
・重要なことは、プッシュ型にするので、毎週そのデータを送って頂かなければなりません。
・写真は沢山と言うわけにはいきませんが載せられます。但し、動画は考えていません。
・テナント毎のカウンターはつけられません。(ヒット数の把握は可能)
・ テナントの皆さんのお話し合いによって、出来るだけ面白いものにしたい。
・ テナントメンバーによるマーケティング面で継続的にサポートする組織が必要でとのご意見については、コラボレーションの仕組を用意致しますので、そこをご利用してお進め下さい。
・ 基本コンセプトは、テナントの情報公開です。顧客情報を共有できるかどうかがこの仕組のカギとなり、成功の秘訣となります。
・ テナント毎に個別に相談する機会はつくります(10月18日午後2時より商工会議所で。随時でも可、ご希望があれば、ご連絡下さい。)ので、メール又はFAXで10月20日までにデータを当方までお送り下さい。

・ 義務ではありませんが、テナントを出される方は、同時に、ユーザー登録もお願い致します。
(連絡先:E−mail onoue@yamasa.org FAX 57−8227  ヤマサ 尾上まで) (以上)





前のページに戻る