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平成10年2月23日、岡崎市情報ネットワークセンターで「スマートバレーフォーラムin岡崎」開催1周年セミナーが開催された。スマートバレージャパン実行委員長の伊東正明代表らを迎え、1年の活動成果を総括すると共に、札幌・神戸市とテレビ会議システムを結び、各地の取組みを情報交換し、今後の事業展開・三河地区モデルの進め方を語り合った。 |
札幌と神戸をテレビ会議システムで結んで![]() 神戸市がインターネットで世界に情報発信を始めた直後大震災がおきて、インターネットが注目を集めた。マルチメディアで神戸の復興を目指すKIMEC構想を推進中。 600人のボランティア参加により姫路市・伊丹市の小学校と共にネットデーを実施した。 札幌からは、札幌市経済局商工部工業課先端産業係町田隆敏さんが参加。 市・NTT・通商産業省の支援による情報拠点”ネットワークプラザ”から、400人の個人の活動から始まった「ネットワーク・コミュニティ・ フォーラム」のあゆみと、”バーチャル雪まつり”など20ものプロジェクトへの取組みの現状が紹介された。 |
三河スマートバレーネットワーク会長 服部良男さん![]() この元事務局長ダグヘントンさんを招き1年前に「スマートバレーフォーラムin岡崎」を開催。そこで学んだ「地域活性化」「情報化」「産官学のコラボレーション」「ネットワーク」この4つのキーワードを基に、緩やかで、ピラミッド型でない、ネットワークとして、昨年10月、「三河スマートバレーネットワーク」を発足。 知的資産ネットワーク形成調査事業に取り組んできた。この事業をベースに一層ネットワークが広がることを期待。 |
スマートバレージャパン実行委員長 伊東正明さん
![]() 日本でもそうした日が1日も早く来ることを願うと共に、こうした地域の活動に、ぜひ皆さんの参加を期待したい。 |
岡崎市情報推進室 加藤晴彦さん
![]() 会場のここ岡崎市情報ネットワークセンターを訪れた自治体は、昨年末までに253。1400人にも及ぶ。これからは、情報化推進の拠点施設にふさわしい内容の充実をはかりたい。 広域行政活動として岡崎、蒲郡、額田、幸田の2市2町の情報をインターネットで発信している。 |
三河スマートバレーネットワーク副会長 小池高弘さん
![]() 既に電脳少年団といったスキルアップのソフト事業をいくつか展開しているが、課題の解決にこうしたネットワークが効果を発揮する。積極的に活用していきたい。 |
三河スマートバレーネットワーク副会長 中村重嗣さん
![]() 「環境とコミュニティ」「CATVを活用した画像伝送」「集配システムのソフト開発支援」「海外ソフト開発企業を活用した地域活性化推進」「ビジネスから芸術・文化に至るフロンティアの多様な活用」「ネットワークヘルパー(ハンドワークからネットワークへ)」「支援組織を活用した地域情報化支援」である。 いくつかについて、具体的な展開を考えて行きたい。 |