表紙−作者の言葉  生田 薫デザイン室 生田 薫

 日本から田植えの風景が無くなる…?なにやら難しげな名前の表紙の機械は、米作りを種の直まきからやってしまうという「日本の米栽培の歴史を塗りかえる」革命的な機械らしい。日本の原風景とも言える田植えが見られなくなると訝しんではいけません。自由競争やコスト削減を迫られる今日の農家の負担を、大いに軽減してくれるこうした機械は一つの光を提供してくれるでしょう。米好きの僕にとっては歓迎すべき話なのです。




岡崎の匠「不耕起V溝直播機(ふこうきぶいみぞちょくはんき)

“日本の稲作を変える”として脚光をあびている不耕起V溝直播機。(愛知県農業総合試験場と共同開発)この作業機の登場で機械によって種もみと肥料をじかに田に播くという方法が確立され、育苗が省け肥料散布の省力化が実現されました。同機を製造している鋤柄農機株式会社では他にも、水田の除草作業を高精度に能率よく行う作業機等も製造し、人手不足に悩む農作業の現場で強力な助っ人として活躍しています。


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