表紙−作者の言葉  生田 薫デザイン室 生田 薫

 インターネットで「miso」を探せば、さまざまな国のおびただしい記載を眺めることになります。「MISO」はもはや世界共通語で、「八丁味噌」が優れた食品であることも知られています。地元市民として誇りに思いますね。味噌文化はアジアに広がっていて多彩ですが、世界の主要都市に行けば「赤出し」のみそ汁が味わえるなんて事はもう現実になりつつあるんではないでしょうか。


岡崎の「八丁味噌」

 矢作川と東海道が交わる岡崎八帖の地で、大豆・食塩・水を原料に2社のみ(合資会社八丁味噌・株式会社まるや八丁味噌)でつくられている八丁味噌。創業当時から使用している石を用い、地震がきても崩れ落ちないようバランスよく石を積み上げる作業は現在でも職人の勘だけが頼り。何トンもの石の重みと八丁味噌ならではの時の流れが、味噌に一層の深みをもたらします。

音材など、私達の身近なところで活躍しています。

も ど る