表紙−作者の言葉  生田 薫デザイン室 生田 薫

 今の秤はほとんどコンピュータ式ですごい精度を持っているんでしょうね。昔は分銅をいくつも付けて計る「台秤」ってものが、お米やさんとか工場なんかにありました。秤は日常のあるゆるところに関わっているものなのに意外と見過ごしています。岡崎の秤屋さんからスタートした会社が、今や工場の大プラントの計量システムなんて、素人には想像もつかない世界を担っておられることには驚きました。計量というのは産業の重要な部分に違いありませんね。


岡崎の自動計量システム・計量プラント

 大正2年、康生で「はかり」「ものさし」など度量衡を扱う店として始まった水島メック株式会社。現在では、長年培った計量のノウハウを活かし、独自の高精度な自動計量システムを手がけています。その確かな技術は、各種総合プラントの計量システムに生かされ、煉瓦・タイル・ガラス・セラミックスなど、私達の身近な素材が製造される現場で活躍しています。以上前からこのリサイクルに取り組んでおり、その繊維は作業手袋・自動車のシートクッション、エンジンルームの吸音材など、私達の身近なところで活躍しています。

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