株式会社前田シェルサービス

 商品開発事業部次長  大倉幸彦 様


 

 自社製品については新製品が完成すると、特許、意匠などな んらかの形でかならず申請をし、年間約5件について取り組んで います。一つの製品について特許をとろうとする際には、名古屋 の特許事務所にお願いして進めています。専門家の視点で見て いただくことで、より効率的に特許を申請でき、また意外な内容 が特許申請に結びつくこともあります。また特許については、海 外を舞台にしたビジネスにも対応できるよう国際的な視野で申請 をしています。

 我社では、4月・5月、10月・11月の各2ヶ月間を「おもしろ発 明月間」として取り組み始め、今年で3年目になります。社員全 員から、一人一つ以上の企画提案を行うもので、これまでに社 員の意見から製品化された企画もあります。企画がとおり、特 許等取れる場合には一部がロイヤリティーとして社員に入る仕 組みとなっていることもあり、社員の意欲も高くその風土が多く の新製品開発に繋がっているように思います。

 これからも他にはない製品開発を進め、特許をうまく利用しな がら、世界を舞台にしたビジネスを続けていきたいと思っています。


も ど る