表紙−作者の言葉 生田 薫デザイン室 生田 薫

 バリ島はウブドの市場の片隅、暗闇を覗くと座り込んだ老婆がいました。売り物は果物のようですが商売っけのない静けさです。暑さとけだるさの中で老婆に刻まれた皺がなにか印象的でした。