ジャスコ株式会社 岡崎シビコ
支配人  
山村 義昭 氏

●出身地:神奈川県(1945年生)
●岡崎在勤:平成10年4月〜
●過去の勤務地:三重県(四日市・伊勢)・東京・大阪
        ・仙台・九州・千葉



岡崎についての率直なご感想は?

 我々転勤族にとって、大変うらやましい街だと思いますね。岡崎に来て丸三年になりますが、最近は東京に出張して、
岡崎に戻ってくるとなんとなくホッとしますね。それは、自然や文化に恵まれていることと同時に、岡崎の34万都市のサイズが、
生活に必要な情報を適度に得ることのできる街だからではないかと感じています。




こちらへみえる前の岡崎との関わりは、どんなものでしたか?

 7〜8年前、ジャスコのレストランビジネスであるシーフードレストラン“Red Lobster”に在籍していました。
名古屋・豊田と出店し、成功した後だったので自信を持って岡崎へ出店したのですが、 なかなか売上が伸びず、
ビジネスに対し大変シビアで手ごわい地域であることを実感しましたね。




岡崎の消費者の方々には、どんなことを感じられますか?

 街を見ても、トヨタの高級車(セルシオ)を良く目にしますし、ジャスコでも特に礼服の売上が全国的にトップクラスであり、人と
対面する時の礼儀を重んじる地域だと思いますね。また、人との触れ合いを大切にする風土が根強く生きていることも痛感しています。




今後岡崎がよりよくなるためには、どんなしかけが必要ですか?

 岡崎のすばらしい事の1つは、誰もが岡崎を愛する郷土愛を持っていることだと思います。それは、子供の時経験したいくつか
の思い出が、岡崎を愛する気持につながっているからではないでしょうか。今、思い出の場所の1つ“中心市街地”が衰退しています。
以前のように市民一人一人の意識の中に、康生を位置づけてもらうためには今までとは違った新しい街づくりへのアプローチが必要
だと思いますね。私は、「IT」をキーワードに街づくりを進め、ハードだけでなくパソコン教室やインストラクター等の人材養成
などソフト面も含めた広範囲での情報サポートスペースを康生に形成していけたらと思っています。
 今までとは違う「街のかたち」をみんなで知恵を出し合い、新しい切り口で展開していけたら素晴らしいと思いますね。


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