鈴与商事株式会社岡崎営業所

所 長  長坂  昇 氏

●出身地:山梨県(1957年生)
●岡崎在勤:平成11年6月〜
●過去の勤務地:清水市、浜松市、富士市



岡崎に赴任された時の印象はいかがでしたか?

 こちらへの赴任が決まり住むところを探していた時、昔からの町名と一緒に字(あざ)が今も変わることなく
使われているのを知り、そんなところからも歴史ある街なんだなと感じましたね。




以前暮してみえた街で印象に残ってみえる都市やそこでの思い出などを教えてください。

 富士市で勤務していた時に岩本という地区に住んでいたのですが、そこはまだまだ昔からのお祭りや、行事が今も
残っているところでしたね。正月の15日前後にはみんなで山に竹を切りに行き、結わえて立てた竹と一緒にお正月の〆縄
などを燃やし、三つ又の木にさしただんごを焼いて食べ、無病息災を願う「どんど焼き」に参加したことなどが思い出と
して残っています。人の温もりと、富士山のすばらしい街でしたね。




休日はどんな過ごし方をされていますか?

 歴史に興味があるので、徳川家康公にゆかりのある地を訪れたりしています。大樹寺の総門と三門を通して岡崎城が
見えた時には、とても感動しましたね。
 高校まで山梨の甲府に住んでいたので、ずっと武将といえば「武田信玄」という環境の中で育ってきましたが、岡崎に住む
ようになり徳川家康公に興味を持ち始めると、その生き方にひかれるようになっていき、今ではゆかりの寺社めぐりをするまで
になりました。ただ残念ながら、ゆかりのある所にしてはPRが足りないのではないかなと思いますね。訪れる人に対する演出
をもう少しうまくできたらより良くなるのではないでしょうか。




 今後岡崎がよりよい街になるために、どんな工夫が必要だと思われますか?

 中心市街地を活性化するということをよく耳にしますが、これは駐車場等の問題を解決しないと難しいでしょうね。
公共施設としての駐車場整備など、市街地に行きやすい環境づくりが必要なのではないでしょうか。
 また、家族みんなで楽しめる場所があったらいいなと思いますね。中央総合公園などに、誰もが気軽に足を運び、楽しい
時を過ごせるしかけづくりができたらおもしろいなと思いますね。




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