![]() | 株式会社東海銀行 岡崎地区母店長兼岡崎支店長 執行役員 森 文保 氏
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こちらにみえてどんなことをお感じになりましたか?
名鉄駅から乙川を渡り会社に向かう途中の雰囲気はとても好きですね。初めて来た時、その雰囲気にほっとしたのを覚えています。 程よい土地の高低差があって、緑との調和がはかられている中を穏やかに川が流れている・・・そのさりげないバランスが暮す人に心地よさをもたらしているように感じますね。 特に乙川は、あの川幅がいいと思うね。銀座の並木通りやフランスのシャンゼリゼ通りなど、人が惹かれる所には、無意識のうちに“ちょうどよい幅”というものがあると思う。広すぎず狭すぎない乙川の川幅はまさにそれだと思いますね。 |
街とはどんなものだとお考えですか?
もの・人・情報などが行き交い、そこにいろいろな機会が生れるのが街だと思うね。これまでは、人の集まるところにものや情報があったけど、今後、その取り入れ方は多様化していくと思う。そんな時、“人と人が行き交う街”にしていくのがこれからのポイントだと思います。 |
今後岡崎がより魅力的になるにはどんなことが必要でしょうか?
“歩く”という視点から街づくりをしてみるとおもしろいかなと思いますね。例えば、街の主な通り沿いに、有名な石の彫刻を置き、夜は灯りをともして散歩道を演出する。何気ない生活の中で、文化に触れるひとときがもてる都市っていいと思いますね。にぎやかな二七市などとかの催し物に、若い人達がもっと集まるようになるといいですね。人と人が文化を介して行き交うようになったら魅力的な街になると思います。 また、岡崎は大学や研究所などに恵まれていると思うから、そちらとの連携から新たな魅力が生まれそうな気もしますね。 |