表紙−作者の言葉

法蔵寺の飛天
 本宿町に建立する法蔵寺は、家康が幼少のころ、修行した寺といわれます。草紙かけ松や手習いの硯水井戸など、家康ゆかりの寺宝や数々の文化財も残されています。
 本堂でお拝りした時、欄間の飛天が目に入ってきました。横笛や笙など器楽を奏でる天女達の姿が色鮮やかに着色されています。耳をすますと、大らかに、楽しい音色が聞こえてきそうでした。


◎原画は商工会議所1階ロビーにて展示しています。ご覧ください。
 

プロフィール

きりえ作家
  
坂部 信子さん
            
〔岡崎市在住〕

   ・日本きりえ協会委員
   ・岡崎美術協会理事
   ・岡崎中日文化センター講師

 1975年よりきりえの創作をはじめ、'79年に「愛知きりえの会」発足にともない代表になる。
 全国きりえコンクールにて最優秀作品賞受賞('81年「牧場2」'86年「奈良公園にて」)を含め、入賞多数。

 '80年から毎年各地で個展開催
 '96年 タイ国立美術館にて二人展開催
 '98年 名古屋・岡山にて「アジア紀行展」開催

 近年は中国・インド・ネパール・ブータンなどアジアを題材とした作品を多く手がけている。
 現在きりえの第一人者として活躍中。

戻 る