明治生命保険相互会社岡崎支社
支社長  中熊 一仁

●出 身 地:鹿児島県(1956年生)
●岡崎在勤:平成11年4月より
●過去の勤務地:東京、前橋、札幌、函館


岡崎にみえてどんな印象をおうけになりましたか?
 みなさんおっしゃられることですが、今まで勤務してきた地域の中では、伝統や歴史の重みを一番感じましたね。
岡崎の方々は誇りを持ってみえて堂々としていらしゃるように思います。そんな雰囲気がはじめはどこかなじみにくく
緊張もするのですが、しだいにうちとけていくと、面倒見がよく、人の温かみを感じますね。ただ私のように転勤族ですと、
もっと前から親しくなっていられたら・・・と残念に思うこともありますね。



仕事の面で岡崎はどんな街でしょうか?
 地域によっては時に保険会社を変える方が多いところもあるのですが、岡崎の方は古くからのおつきあいを大切に
していただいています。これが地域性からきているかどうかは分かりませんが、やはり新しい商品についてはすぐに
とびつかずに一呼吸おいてから行動に移す方が多いように思います。いい意味で保守的な印象をうけますね。



一住民という視点で考えると岡崎はどんな街でしょうか。
 学校と地域と家庭が一体化していて、教育の面でとても恵まれた環境にあると思います。東京などでは、どちらかと
いうと放任主義で、岡崎は地域を含めた教育というものが円滑に機能しているように感じますね。
 ただ公共交通アクセスの面では、車がないとなかなか自由な行動がとれず不便さを感じますね。



今後岡崎がより魅力的になるためには・・・
 車社会になって、駐車場の問題等が大きいのかもしれませんが、市街地が空洞化し、商圏が外へ外へと向かって
いるのはさみしいですね。岡崎市内にある神社・仏閣が京都より多く存在すると聞いていますし、川のある自然に
富んだ心和む風景もある。他の土地にはない再発見できるすばらしい点がたくさんあると思います。これを全国の
みなさんに上手に情報発信し市街地活性化につながったらと思いますね。また、「お年寄りにやさしい」、「女性
にやさしい」という視点で街づくりを考えていくのもこれからの時代に必要なことではないかと感じています。



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