変わる大型店の出店調整

大規模小売店舗立地法が施行
経済的規制から社会的規制へ移行

 大規模小売店舗の出店に際し、その周辺地域の生活環境を保持することを目的とした「大規模小売店舗立地法」(大店立地法)が平成12年6月1日から施行されます。
 この法律の施行に伴い、大店法は廃止されることとなり、従来の経済的規制である商業調整から社会的規制として、交通、環境問題などへの配慮を求めることとなります。

大規模小売店舗立地法(新法)

大規模小売店舗法(旧法)

目  的

「大規模小売店舗周辺地域の生活環境(交通、騒音、廃棄物等)保持のため、その施設の配置及び運営方法について適正な配慮がなされることを確保する。」 「消費者の利益に配慮しつつ、その周辺の中小小売業者の事業活動の機会を確保する。」

対  象

店舗面積1,000ヘイホウメートル超 店舗面積500ヘイホウメートル超

運用主体

都道府県又は政令指定都市 第二種大規模店は都道府県
第一種大規模店は国

届出審査
事  項

駐車場の位置及び収容台数等施設面の4項目並びに開店時刻及び閉店時刻等運営面の4項目について配慮を求めることにより周辺の生活環境を保持 店舗面積、開店日、休業日数、閉店時刻の4項目を調整することにより中小小売店への影響を緩和

大店立地法による大型店の出店手続き

岡崎市内小売業の商店数・売場面積

商 店 数

売場面積(F)

平 成 3 年

3,926 

296,500 

平 成 6 年

3,905 

363,996 

平 成 9 年

3,694 

417,211 

※商業統計による


岡崎市内大型店の店舗数・店舗面積

店 舗 数

店 舗 数

平 成 3 年

49

     141,859 

平 成 6 年

58

    195,951 

平 成 9 年

75

268,356 

平 成11年

85

282,627 

※本所集計による  



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