消火器の訪問点検によるトラブルについて
消防署からお知らせいたします。(2004年)
消火器の不適正な点検による高額請求の被害が多発しています。
業者は、中小の事業所をはじめ、個人事業所や一般家庭までもターゲットとして暗躍しています。ご注意ください。
★ 岡崎市内の被害状況(通報のあったもの)
年月 | 被害件数 | 被害の内訳 |
15.11 | 4 | 運送業、板金業、食品業、遊技場 各1件 |
15.12 | 8 | 医院1、運送業1、住宅2、小売業1、工場3 |
16. 1 | 2 | 住宅2 |
16. 2 | 2 | 工場2 |
16. 3 | 1 | 工場1 |
16. 7 | 7 | 工場3、銭湯1、協会1、木工所1、事務所1 |
16. 8 | 3 | 工場1、遊技場1、住宅1 |
16. 9 | 3 | カラオケ1、給油取扱所1、運送業1 |
合計 | 30 | |
※ 消防に通報のあったものだけでも、これまでに30件ありました。現在、不適正点検業者の当地区での活動は沈静化しておりますが、いつ活動しだすか知れませんので警戒を緩めないでください。
★ 業者の手口 |
1 消火器の設置義務のある各種事業所に、巧みに契約業者を装い訪問する。
(1)訪問前に電話をかけて信用させるとともに感触を探る。
(2)突然来訪し、本社などの依頼であるかのように装う。
(3)複数人で訪れる。
(4)高齢者宅や女性(主婦)をターゲットとする。
2 点検や購入の承諾をあいまいにすると、勝手に作業を進めだし、内容も説明せずに性急に書面にサインや押印を求める。
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★ トラブル防止のポイント |
(1) 自社内において契約業者であるか、また、点検依頼をしているかを確認するとともに、業者に身分証明書等の提示を求める。
(2) 毅然とした態度ではっきりと断る。
(3) 書面の内容を確認し、安易にサインや押印をしない。
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【連絡先 岡崎市消防本部 電話21−5151】