現在、地球温暖化など、地球環境問題がクローズアップされ、企業においても環境を全面に打ち出した施策を展開する必要があります。 なかでも、企業が環境問題に取り組むべき指針としてあげられる規格が「ISO14001」 の認証取得といえ、いまではこの規格を認証取得する企業は、大企業だけでなく、中堅・中小企業にも広がりをみせています。最近では企業間で取引をする際にその規格を取得し ていることがカギになるケースもあるようです。 こうした状況を踏まえ、岡崎商工会議所では『環境フォーラム2002 〜経営に活かすISO14001〜』と題し、下記のとおり2日間の説明会を開催いたしますので、会員企業の皆様方におかれまして、ぜひこの機会にご参加いただきますようご案内申しあげます。 なお、今回の説明会の中で、岡崎市が中心となって計画を進めている「岡崎版ISO」の概要説明も行います。あわせてご案内申しあげます。 |
ISO14001取得企業インタビュー 岡崎通運株式会社 (取得日:平成13年9月21日) | ||
実際、取得に向けて動き出して・・・ 運送会社ですので、環境の中でも特に排ガス対策を中心に動き出しました。 取得に向けてスタートしたものの、環境方針に基づき、我社に対応するマニュアルを文書化する作業は大変難しく、完成に向けコンサルタントとの相談を何度も重ねました。また、社員にISO14001取得についての理解を深めてもらうため、協力体制を整えていくことも大きな課題でしたね。ISOの取り組みには、意識改革が重要なファクターであることを実感しました。 取得してみて思うこと、またISO14001を取得する意義について 取得したことで、取引企業はじめ多くの企業から評価をいただき、やはりやってよかったと改めて感じています。 やはり、お客様あっての企業。環境に対する目が非常に厳しくなってきているいま、まずは他社に先がけて取り組み、お客様に対し信頼・安心感を打ち出せたことが、取得した一番大きな意義であったと感じています。今後、現状を維持した企業活動を推進し、お客様から信頼を得ることが、企業の利益に結びつくものと考えています。 |
ISO14001取得企業インタビュー 東海光学株式会社 (取得日:平成12年10月6日) | ||
実際、取得に向けて動き出して・・・ 取得するためには、各々の会社に応じたマニュアルを作成する必要があります。その中で法的要求事項のどの項目に我社はあてはまるのかを認識すること、そして我社が関係する環境影響とはどんなものなのかを、様々な角度から調査・把握し、文書化することに労力を費やしました。 また、ISOの取得には何よりも社員意識の改革が必要とされます。その取得の意義を理解してもらい、実行するまでのディスカッションは導入には必要不可欠であると思います。 取得してみて思うこと、またISO14001を取得する意義について 海外はもちろんのこと、国内企業また消費者に対しても、自社の環境に対する姿勢を表現でき、取引先との間の信頼を確立できたことが一番大きいと思います。 取得から1年ほど経ち、水の使用量を10%以上削減できたことをはじめ、廃棄物等の数値も減ってきており、省エネという点では数字をみても変化が現れてきています。これを続けていくことで、社員ひとりひとりが環境に対する高い意識を持てるようになったことも大きな意義であったように思います。 |
日時 | 2月13日(水)、21日(木) 両日とも13:30〜16:30(3時間) |
内容 | 【1日目:13日】 会場=岡崎商工会議所 特別研修室(5階) |
〔説明〕「岡崎市が推進する"岡崎版ISO"」 岡崎市環境部 担当者 | |
〔説明〕「経営に活かすISO14001 Part.1 〜ISO14001の概要〜」 (株)中央総合研究所 所長 細野正比古 氏、リーダー 重光 清 氏 | |
〔事例発表〕 東海光学(株)品質保証部ISO推進課 鈴木幹也 氏 | |
【2日目:21日】 会場=岡崎商工会議所 501会議室(5階) | |
〔説明〕「経営に活かすISO14001 Part.2 〜アプローチの仕方を解説〜」 (株)中央総合研究所 所長 細野正比古 氏、リーダー 重光 清 氏 | |
〔事例発表〕 岡崎通運(株) 総務部情報システム課 麻生康司 氏、総務部総務課 森山 徹 氏 | |
参加料 | 無 料 |
終了後、両日とも希望者には相談を受け付けます。 参加希望日、事業所名、参加者名、電話、FAX、EーMAILをご記入のうえお申込ください。 なお、1日のみ参加希望の方は、参加希望日もお知らせください。 | |
連絡先 | 岡崎商工会議所 担当:杉浦(昌)、神谷(敏) 電話 0564-53-6165 / FAX 0564-57-2189 / E-mail kamiya@okazakicci.or.jp |