相談事例2

【Question】
 特許庁への特許申請の際、ISDN回線でないとダメだと言われたが、なぜでしょうか。
【Anser】
 現在特許庁では、パソコンによる電子出願端末と特許庁の受付コンピュータ間をオンラインで結ぶ場合、セキュリティー等の観点からISDN(デジタル)回線でのオンライン出願としています。
 現在、ADSL・CATVなどによる、定額制のインターネット接続サービスが提供されていますが、特許庁のオンライン出願はインターネット経由ではなくISDN回線で、直接特許庁にダイヤルアップして通信を行います。
 ADSL・CATVについては、ISDN(デジタル)回線を使用しないため、これらの回線でオンライン出願を行うことは出来ません。
 特許庁では、ISDNの回線番号と申請人の識別番号番号並びに暗証番号により本人確認を行っております。
 インターネット出願、ADSLやCATVでの出願について、近い将来の導入を目指して検討・検証中とのことであり、データのセキュリティーの確保、本人認証など課題が残っているため、導入の時期については明確になっていません。
 明確になり次第、ホームページ等にてお知らせされる予定です。

※参照
 特許庁ホームページ>お知らせ>パソコン電子出願出願情報>パソコン電子出願の概要 (http://www.jpo.go.jp/info/psyutugaiyou.htm)

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