特殊加熱殺菌処理

 独自の塩干物の殺菌技術によりシラス加工をてがける中部乳業株式会社。創業より牛乳、乳製品メーカーとして培った生乳の殺菌技術を応用し、しらすに付着する細菌数を従来の1%以下に減らす技術を日本で初めて確立。この技術により、これまで2〜3日であった消費期限を、味をそこねることなく1〜2週間に伸ばすことが可能となり、高付加価値のある製品づくりを実現。食品衛生管理の重要性が日増しに高まる中、消費者の食生活のニーズに対応した製品を市場に提供している。
中部乳業  

 昭和8年の創業以来、牛乳・乳製品をてがける同社。全国でも5箇所、中部地方では同社でしか生産していない、食品衛生法で認められた「特別牛乳」を中心に牛乳・乳製品メーカーとして活躍。消費者のニーズの変化に伴い事業も変化し、6年前からは、うなぎのきもを独自の特殊な熱処理で"くさみ"や"にがみ"を取り除く技術を確立し商品化に成功。現在では同社の中心事業まで成長した。この技術や現在てがけるしらすの殺菌技術をはじめ、会社の伝統技術を活かしながら消費者のニーズに対応した製品づくりを行う。
事業所名:中部乳業
住所:岡崎市明大寺町天白前45         
電話:(0564)22−2637