岡崎商工会議所会報2006・7月号表紙:有限会社三浦園芸
ハイドロカルチャー

 土を使わず植物を水耕栽培で育てる"ハイドロカルチャー"。同方式を日本に最初に持ち込んだのが有限会社三浦園芸。土の代わりに、高温で焼成した粘土=ハイドロコーン(多孔質で保水性・通気性に富む)を用いるのが特徴。 土を使わず植物を栽培するため、臭いがあまりなく虫もわきにくく、室内で植物を楽しむにはもってこいです。また、使用する鉢カバーの9割は同社オリジナルで、ハイドロコーンを使用した苗にぴったりのものを考案・制作。  同社の商品は、北海道から沖縄まで日本全国のホームセンター・花屋・雑貨屋等で販売され、人々の生活に潤いを与えています。
有限会社三浦園芸  

 土を使わない養液栽培で観葉植物の栽培を行う、ハイドロカルチャーの日本での先駆者。早い段階から、中国・ベトナム等海外の農場と協力体制を敷き、製品を半完成品として輸入、国内で完成させるリレー方式を確立している。また、出荷する全ての植物にバーコードをつけ、商品管理・販売動向に役立てている。植物名ラベルにはQRコードを取り付け、消費者が気軽に、植物の特性や育て方の情報を見ることを可能にしている。  16年度には、第34回日本農業賞:個人経営の部で大賞を受賞。同年第44回農林水産祭:天皇杯受賞(園芸部門)。農林水産業の復興のため、特に業績のあった最優秀者に対し授与されるものであり宮内庁より下賜される。 (※日本農業大賞・・・日本放送協会・全国農業協同組合中央会等が主催し、経営や技術の改革・発展に取り組んだ個人・団体を表彰している。16年度は全国104件の応募の中から3社が大賞を受賞。)
事業所名:有限会社三浦園芸
住所:岡崎市牧平町字大門45番地         
電話:(0564)82−2651
ホームページ:http://www.miuraengei.com/