岡崎商工会議所会報2005・7号表紙:さくらや本店
下駄

夏を迎え出番が多くなってくる下駄。履き心地のポイントは鼻緒。履く人の足に合わせ鼻緒を挿(す)げてくれるのがさくらや本店。台の素材を生かし、本場(*本物のいぐさ)等は職人の腕の見せ所。 鼻緒の位置を決めるのが重要です。こうした職人は市内はもとより近隣でも稀で、西三河地域で履物を探した人が最後に辿り着くのが同店だとか。芸事にも欠かせない履物。履き心地の良い履物は、挿(す)げの技術なしでは存在しません。
さくらや本店  

 市内でも数少ない、草履・下駄専門店。様々な種類の下駄を扱い、亀革・蜥蜴(とかげ)革等を材料とした(主に鼻緒部分に使用)ものもある。化学製品から革製品まで取り扱いは幅広く、店内には天狗の履物として有名な"一本歯高下駄"も。  販売に加え、鼻緒の取替えのみも対応する。昔ながらの下駄・草履に加え、近年では洋服に合わせて履くことができる商品にも取り扱いの幅を広げている。
事業所名:さくらや本店
住所:岡崎市康生通東1丁目19         
電話:(0564)21−0809