岡崎市内景気動向調査報告

15年1月  15年2月  15年3月  15年4月  15年5月  15年6月 
15年7月  15年8月  15年9月  15年10月  15年11月  15年12月  



平成15年12月分

 岡崎商工会議所・中小企業相談所が毎月実施している「岡崎市内景気動向調査」平成15年12月分の調査結果がまとまった。
 製造業では、食品・繊維・石製品・機械金属業界はいずれの業種も回復基調がみられず、同業種においても企業間格差の拡大がより鮮明となるなど、総じて厳しい状況が続いている。
 土木建設業界では、公共工事は財政が厳しいなか前年割れが続いており、主力の民間工事も低水準に推移、住宅関連は減税需要もみられるが、総じて不況色が強い。
 小売業では、一般小売店舗では年末の最需要期にもかかわらず、依然として売上減少傾向が続いている。一方、岡崎市内主要大型店(16店舗)の販売動向によると、12月の販売総額は67億9,546万円、対前年同月比は−0.8%で、2ヵ月連続前年を下回った。

 業種別の概況は次のとおり。

*製造業*

(食 品)
 味噌・菓子を中心とした食品製造業界では、季節需要である歳暮などギフト用品は低調であった昨年並で、総じて普通ないしはやや不況という景況感であった。
 今後は、在庫調整がすすむもののコストダウンには限界もあり、新たな需要を喚起する製品の開発や販路拡大に期待がかかるが、総じて横ばいないしはやや悪化傾向になると思われる。

(繊 維)
 繊維業界では、総じてやや不況ないしは不況という景況感であった。部門別では、ニット関連は、末端需要の弱さと輸入品の影響により、受注減少傾向が継続しており低調に推移している。紡毛紡績は、過剰在庫が解消されず、糸値・工賃も低水準。特紡糸・綿スフ織物関連では、主力の作業用手袋関連は需要期であるが、輸入手袋の影響が大きく軟調で、アパレル関連・インテリア関連も一部で改善もみられるが、ライフスタイルの変化や輸入増により、総じて厳しい状況が続いている。
 今後は、一部で国産品回帰もみられるなか製品輸入増の影響が顕在化しており、高付加価値製品への移行に期待しつつも、総じて横ばいからやや悪化傾向になると思われる。

(石製品)
 石製品業界では、主力の墓石は一部で回復基調がみられたが端境期色が強く、灯ろう・彫刻関連も依然として荷動きが少なく底ばい状況が続いている。また、建設関連も一般住宅の着工件数は堅調ながら業者間競争は厳しく、総じて普通から不況という景況感であった。
 今後は、主力の墓石はしばらく端境期が続き、灯ろう関連とともに製品輸入の圧力が強く、建設関連も一般住宅の受注に一服感がみられるなど、やや悪化ないしは悪化傾向で推移すると思われる。

(機械・金属)
 機械金属業界では、主力の自動車関連は国内販売が横ばいながら、一方の輸出は底堅さを示している。こうしたなか中小部品メーカーでは、企業間格差がさらに明確となり、一部で操業度の向上もみられたが、全体的に収益は低目圏で推移している。また工作機械関連は、国内では堅調な主力の自動車向けや電機・精密向けを背景に、輸出は特にアジア向けも好調で、総じて普通ないしはやや不況という景況感であった。
 今後は、自動車メーカーの期末に向けた生産増に期待がかかるが、自動車部品関連はコスト削減圧力が継続するなかで、グローバルな調達により競争が激化しており方向感がみえにくい。工作機械関連では、国内は緩やかな回復がみられ、予想を上回るGDPを示した中国市場への期待増幅もあり、総じてやや好転からやや悪化傾向で推移すると思われる。

*土木建設業*

 土木建設業界では、公共工事は本格期ながら前年をやや下回っており、主力の民間工事は工場・店舗などの大型物件が少ない状況にかわりない。また住宅関連は価格競争は厳しいものの一般住宅の着工件数には底堅さがみられ、総じて普通から不況という景況感であった。
 今後は、公共工事は例年ならば下支えする補正予算の追加分も先行き不透明。また主力の民間工事・住宅関連ともに好材料不足で、総じて横ばいからやや悪化傾向で推移すると思われる。

*小売業*

 市内一般小売店舗の12月の動向は、一部で高付加価値商品に荷動きがみられたが、大型店や専門店との競争激化により、総じて売上は回復基調がみられず依然厳しい業況が続いている。
 一方、岡崎市内の主要百貨店・スーパー・共同店舗16店を対象にした大型店販売動向調査では、12月の販売総額は67億9,546万円、対前年同月比−0.8%で前年を下回った。主力の「衣料品」は暖冬による販売不振がみられたが、前年が大幅減であったためその反動で対前年同月比−0.8%と微減。もう一方の「食料品」も同−3.8%で前年を下回った。
 政府の月例報告では約3年ぶりに「回復」の文字が盛り込まれた。しかし、財政構造改革や社会保障などの将来展望をスピードをもって明確にあらわすことが、消費回復へ近道であると期待されながらも不安払拭がみられない。末端消費マインドは依然として低空飛行を続けており、小売業界にとってもしばらくは回服感がみられない状況が続くと思われる。


 
業種 12月の景況 景況見通し
◎好況 ○や好 ―普通 △や不 ×不況 ◎好転 ○や転 ―横ばい △や悪 ×悪化
製造業平均0.00.020.463.016.7 0.01.945.044.88.3
食品0.00.00.066.733.3 0.00.077.822.20.0
繊維0.00.00.066.733.3 0.00.066.733.30.0
石製品0.00.033.333.333.3 0.00.00.066.733.3
機械・金属0.00.038.561.50.0 0.07.730.861.50.0
土木建設業0.00.010.010.080.0 0.00.080.020.00.0
小売業0.00.00.036.463.6 0.00.00.0100.00.0
※や好=やや好況  や不=やや不況  や転=やや好転  や悪=やや悪化




岡崎市内大型店販売動向〔16店舗〕 (平成15年12月分)  
区分 衣料品 身の回り品 家庭用品 雑貨 食料品 飲食・サービス その他 合計
販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比
12月179,120△0.837,4163.645,569△7.899,3187.6267,511△3.835,0963.015,5167.1679,546△0.8
〔注〕1.販売額の単位は万円、前年比の単位は%(△はマイナス)。
   2.平成14年9月より調査対象を変更しました(10社12店舗→12社17店舗)。前年比は12社17店舗対比。 
   3.平成15年8月より調査対象を変更しました(12社17店舗→11社16店舗)。前年比は11社16店舗対比。










平成15年11月分
 岡崎商工会議所・中小企業相談所が毎月実施している「岡崎市内景気動向調査」平成15年11月分の調査結果がまとまった。
 製造業では、食品・繊維・石製品・機械金属業界はいずれも回復基調には至らず、同業種においても企業間格差が拡大傾向となるなど、総じて不冴えな状況が続いている。
 土木建設業界では、本格期に入った公共工事は財政が厳しいなか弱含みで、主力の民間工事は低水準に推移しており、住宅関連も減税の駆け込み需要がみられるが、総じて不況色が強い。
 小売業では、一般小売店舗では消費性向に変化がみられず、依然として売上減少傾向が続いている。一方、岡崎市内主要大型店(16店舗)の販売動向では、11月の販売総額は58億7,011万円、対前年同月比は−5.3%で前年を大きく下回った。

 業種別の概況は次のとおり。

*製造業*

(食 品)
 味噌・菓子を中心とした食品製造業界では、季節需要である歳暮などギフト用品は低調で、生産・出荷ともに前年を下回り、総じて普通ないしはやや不況という景況感であった。
 今後は、年末年始のギフト用品を中心に最需要期を迎えるが、儀礼の簡素化や商品の多様化、廉価品への移行を反映して、総じて横ばいないしはやや悪化傾向になると思われる。

(繊 維)
 繊維業界では、総じてやや不況ないしは不況という景況感であった。部門別では、ニット関連は、婦人・子供ともに末端需要の弱さと輸入品の影響により、操業度はきわめて低調に推移している。紡毛紡績は、端境期に入り受注が下振れしており、糸値・工賃も低水準。特紡糸・綿スフ織物関連では、主力の作業用手袋関連は需要期に入ったが、輸入手袋の影響が大きく軟調で、アパレル関連・インテリア関連もライフスタイルの変化や輸入増により、総じて厳しい状況が続いている。
 今後は、他業界との協働による付加価値の高い新製品の開発や新規需要の開拓など再構築が望まれるが、短期的には需給バランスが改善に向かうには材料が乏しく、総じて横ばいから悪化傾向になると思われる。

(石製品)
 石製品業界では、主力の墓石は一部で底打ち感や回復基調がみられたが端境期色が強く、灯ろう・彫刻関連も依然として荷動きが少ない状況が続いている。また、建設関連も一般住宅のコスト減に伴い低調で、総じて普通から不況という景況感であった。
 今後は、主力の墓石は当面端境期が続き、灯ろう関連とともに製品輸入の圧力が強く、建設関連も業者間競争が激化するなど、横ばいから悪化傾向で推移すると思われる。

(機械・金属)
 機械金属業界では、主力の自動車関連は国内販売が底堅く、一方の輸出も安定している。こうしたなか中小部品メーカーでは、企業間格差が大きく収益面での回復は遅行しているが、底打ちもしくは改善を示す企業が増加傾向にある。また工作機械関連は、短納期・低単価傾向に変化はみられないが、輸出では中国を中心にアジア向けが好調で、国内では自動車や電機・精密など末端需要の回復傾向とバブル期の設備更新需要の下支えにより、総じて普通からやや不況という景況感であった。
 今後は、自動車メーカーのグローバルな調達により競争が激化しているものの数量ベースでの期待は高く、工作機械関連は主力の自動車向けを中心に設備投資マインドが回復しており、総じてやや好転からやや悪化傾向で推移すると思われる。

*土木建設業*

 土木建設業界では、公共工事は本格期に入ったが厳しい財政を背景に概ね前年を下回っており、主力の民間工事は依然として大型物件が少ない状況である。また住宅関連は減税による駆け込み需要が一部でみられるが低価格化競争は熾烈で、総じて不況という景況感であった。
 今後は、公共工事は補正予算が先行き不透明で、主力の民間工事は小口物件が多く受注に回復傾向はみられない。また住宅関連は住宅ローンの減税1年延長施策に期待がかかるが購買層の所得不安が顕在化しており、総じて横ばい傾向で推移すると思われる。

*小売業*

 市内一般小売店舗の11月の動向は、大型店や専門店との競争激化により、売上は回復基調がみられず、総じて依然厳しい業況が続いている。
 一方、岡崎市内の主要百貨店・スーパー・共同店舗16店を対象にした大型店販売動向調査では、11月の販売総額は58億7,011万円、対前年同月比−5.3%で前年を下回った。主力の「衣料品」は冬物衣料の荷動きが極めて低調で対前年同月比−9.4%、もう一方の「食料品」はお歳暮を中心としたギフトの出遅れ感と、厳選買いにより同−7.7%とともに前年を大幅に下回った。
 本所の岡崎市内主要事業所を対象にした年末賞与調査結果によると、平均支給額は前年比で−5.3%、過去10年でも最低水準となり、消費マインドの低下が小売業界にとっても年末年始の商戦などに影響を及ぼすことと思われる。


 
業種 11月の景況 景況見通し
◎好況 ○や好 ―普通 △や不 ×不況 ◎好転 ○や転 ―横ばい △や悪 ×悪化
製造業平均0.00.038.744.716.7 0.07.761.023.08.3
食品0.00.050.050.00.0 0.00.090.010.00.0
繊維0.00.00.066.733.3 0.00.066.733.30.0
石製品0.00.033.333.333.3 0.00.033.333.333.3
機械・金属0.00.071.428.60.0 0.030.853.815.40.0
土木建設業0.00.09.19.181.8 0.09.190.90.00.0
小売業0.00.00.050.050.0 0.00.050.050.00.0
※や好=やや好況  や不=やや不況  や転=やや好転  や悪=やや悪化




岡崎市内大型店販売動向〔16店舗〕 (平成15年11月分)  
区分 衣料品 身の回り品 家庭用品 雑貨 食料品 飲食・サービス その他 合計
販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比
11月174,035△9.432,4152.437,657△14.481,48910.6215,618△7.730,959△1.214.83810.9587,011△5.3
〔注〕1.販売額の単位は万円、前年比の単位は%(△はマイナス)。
   2.平成14年9月より調査対象を変更しました(10社12店舗→12社17店舗)。前年比は12社17店舗対比。 
   3.平成15年8月より調査対象を変更しました(12社17店舗→11社16店舗)。前年比は11社16店舗対比。








平成15年10月分
 岡崎商工会議所・中小企業相談所が毎月実施している「岡崎市内景気動向調査」平成15年10月分の調査結果がまとまった。
 製造業では、食品・繊維・石製品・機械金属業界は一部で下げ止まりがみられたが、企業間格差がより鮮明になり、総じて低調な状況が続いている。
 土木建設業界では、本格期に入った公共工事は財政が厳しいなか低水準で、主力の民間工事は大型物件が少なく、住宅関連も需要の底堅さがみられるが、総じて不況感が強い。
 小売業では、一般小売店舗では消費性向に変化がみられず依然として売上減少傾向が続いている。岡崎市内主要大型店(16店舗)の販売動向では10月の販売総額は59億6,477万円、対前年同月比は+1.9%で、3ヶ月ぶりに前年を上回った。

 業種別の概況は次のとおり。

*製造業*

(食 品)
 味噌・菓子を中心とした食品製造業界では、一部で大幅な減少傾向がみられるなど生産・出荷ともに前年を下回り、総じて普通から不況という景況感であった。
 今後は、日用品に対しては消費者の選択眼が依然厳しく、贈答品は歳暮需要期に期待がかかるが単価は年々減少傾向にあるため、総じて横ばいからやや悪化傾向になると思われる。

(繊 維)
 繊維業界では、末端需要の弱さを反映して、総じてやや不況ないしは不況という景況感であった。部門別では、ニット関連は、婦人・子供ともに秋冬物が輸入品の影響により低調で、小ロット・短納期の状況に変化はみられない。紡毛紡績は、操業は底ばい状態で、糸値・工賃はともに低水準に推移している。特紡糸・綿スフ織物関連では、需要期を迎える主力の作業用手袋関連は輸入手袋の影響が大きく軟調で、アパレル関連・インテリア関連もトレンドの変化や輸入増により、総じて厳しい状況が続いている。
 今後は、付加価値の高い新製品の開発や新規需要の開拓に期待がかかるが、需給バランスが改善に向かう材料は乏しく、また円高の影響も逆風となり、総じて横ばいないしはやや悪化傾向になると思われる。

(石製品)
 石製品業界では、主力の墓石は端境期に入り荷動きは少なく、灯ろう・彫刻関連も依然として底ばい状況が続いている。また、建設関連も一般住宅などライフスタイルの変化に伴い低調で、総じて普通から不況という景況感であった。
 今後は、主力の墓石は当面端境期が続き、灯ろう関連とともに製品輸入の圧力が強く、建設関連も業者間競争が激化するなど、横ばいないしはやや悪化傾向で推移すると思われる。

(機械・金属)
 機械金属業界では、主力の自動車関連は国内販売に回復基調がみられ、一方の輸出も堅調に推移している。こうしたなか中小部品メーカーでは、一部で大幅な受注増もみられ、総じて生産量は伸びたが単価は低目圏での推移となっている。また工作機械関連は、自動車・精密向けの国内の設備投資が堅調で、輸出も特に中国・タイを中心としたアジア向けが好調となり中小加工業者も量的には恩恵を受け、総じて普通という景況感であった。
 今後は、自動車部品関連は総じて受注量は当面安定するが、コスト削減や環境設備面への圧力が継続するなかで、グローバルな調達により競争が激化しており方向感がみえにくい。工作機械関連は自動車向けの設備更新需要の継続に期待がかかり、円高や地政学的リスクの再燃が懸念材料とされるものの、総じてやや好転からやや悪化傾向で推移すると思われる。

*土木建設業*

 土木建設業界では、公共工事は本格期に入ったが概ね前年を下回っており低調で、主力の民間工事は工場・店舗などの大型物件が少ない状況で建て替え需要などが下支えしている。また住宅関連は受注競争が依然として厳しく、総じて普通から不況という景況感であった。
 今後は、公共工事は最需要期となるが先行き見込みは厳しく、主力の民間工事は小口物件が多い。住宅関連は、購買層の所得・雇用不安により受注が上向かないが、金利の先高感や減税期限の駆け込み需要が下支えとなり、総じてやや好転から悪化傾向で推移すると思われる。

*小売業*

 市内一般小売店舗の10月の動向は、大型店や専門店との競争激化により、客数・客単価ともに減少傾向に歯止めがかからず、総じて厳しい業況が続いている。
 一方、岡崎市内の主要百貨店・スーパー・共同店舗16店を対象にした大型店販売動向調査では、10月の販売総額は59億6,477万円、対前年同月比+1.9%で3ヶ月ぶりに前年を上回った。主力の「衣料品」は対前年同月比+3.6%と持ち直しがみられたが、もう一方の「食料品」は同−2.2%で前年を下回った。
 年金改革など不透明感が漂うなかで、円高・株安に加え天候不順など消費マインドを冷やす材料には事欠かず、ポジティブ・サプライズは大手企業の冬のボーナスが若干のプラスに転じたことなどに限られ、岡崎市内の小売業界にとっても年末商戦に向けて厳しい状況が続くと思われる。


 
業種 10月の景況 景況見通し
◎好況 ○や好 ―普通 △や不 ×不況 ◎好転 ○や転 ―横ばい △や悪 ×悪化
製造業平均0.00.041.728.030.4 0.01.969.521.17.5
食品0.00.050.033.316.7 0.00.090.010.00.0
繊維0.00.00.028.671.4 0.00.090.99.10.0
石製品0.00.033.333.333.3 0.00.020.050.030.0
機械・金属0.00.083.316.70.0 0.07.776.915.40.0
土木建設業0.00.016.733.350.0 0.011.166.722.20.0
小売業0.00.00.091.09.0 0.00.082.018.00.0
※や好=やや好況  や不=やや不況  や転=やや好転  や悪=やや悪化




岡崎市内大型店販売動向〔16店舗〕 (平成15年10月分)  
区分 衣料品 身の回り品 家庭用品 雑貨 食料品 飲食・サービス その他 合計
販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比
10月181.1243.635.7075.536.481△6.180.42511.2214.854△2.233.0091.714.8779.9596.4771.9
〔注〕1.販売額の単位は万円、前年比の単位は%(△はマイナス)。
   2.平成14年9月より調査対象を変更しました(10社12店舗→12社17店舗)。前年比は12社17店舗対比。 
   3.平成15年8月より調査対象を変更しました(12社17店舗→11社16店舗)。前年比は11社16店舗対比。







平成15年9月分
 岡崎商工会議所・中小企業相談所が毎月実施している「岡崎市内景気動向調査」平成15年9月分の調査結果がまとまった。
 製造業では、食品・繊維・石製品・機械金属業界は、いずれも低調で総じて企業間格差が鮮明になり厳しい状況が続いている。
 土木建設業界では、主力の民間工事は大型物件が少なく、動きが出始めた公共工事は財政が厳しいなか低水準で、住宅関連も一部で回復傾向がみられるが、総じて不況感が強い。
 小売業では、一般小売店舗では大型店・専門店の影響や消費の低迷により、依然として売上減少傾向が続いている。岡崎市内主要大型店(16店舗)の販売動向では、9月の販売総額は51億3,315万円、対前年同月比は−3.9%で、前年を下回った。

 業種別の概況は次のとおり。

*製造業*

(食 品)
 味噌・菓子を中心とした食品製造業界では、生産・出荷ともに前年を下回り、総じて普通から不況という景況感であった。
 今後は、在庫調整には改善傾向がみられるが、添加物や使用価値に対する消費者の選択眼は依然として厳しく、総じて横ばいないしはやや悪化傾向になると思われる。

(繊 維)
 繊維業界では、急激な円高がさらに逆風を押し上げ、総じてやや不況ないしは不況という景況感であった。部門別では、ニット関連は、婦人・子供ともに秋冬物が低調で期近受注が多く、小ロット・短納期の状況に変化はみられない。紡毛紡績は、きわめて低操業の状況で、糸値・工賃はともに底ばいで推移している。特紡糸・綿スフ織物関連では、主力の作業用手袋関連は輸入手袋の影響が大きく低水準で、アパレル関連も輸入増の恒常化から、またインテリア関連も末端需要の弱さから回復傾向がみられず、総じて厳しい状況が続いている。
 今後は、円高に一服感がみられるが、付加価値の高い新製品の開発や新規需要の開拓にはコストを要するばかりで、業界を取り巻く環境に好材料は乏しく、総じて横ばいないしは悪化傾向になると思われる。

(石製品)
 石製品業界では、主力の墓石は秋の彼岸需要期となったが、灯ろう・彫刻関連も荷動きは依然として少ない。また、建設関連も単価引下げ圧力の影響により低調で、総じて普通から不況という景況感であった。
 今後は、主力の墓石や灯ろう関連は需給が改善されないなか製品輸入圧力が強く、建設関連も業者間競争が激化するなど、横ばいから悪化傾向で推移すると思われる。

(機械・金属)
 機械金属業界では、主力の自動車関連は国内販売が頭打ちで、一方の輸出は底堅く推移している。こうしたなか中小部品メーカーでは、取り扱い部品により格差が拡大しているが、総じて生産高は前年を下回った。また工作機械関連は、国内の設備投資意欲はスタンスがかわらず、輸出は中国市場や欧米向けが好調で受注は安定ながら収益力は弱く、総じて普通ないしは不況という景況感であった。
 今後は、自動車部品関連は新型車の需要増など見込まれるが、競争が激化しており方向感がみえにくい。工作機械関連は好調な輸出を背景に自動車・精密向けなどに期待がかかるが為替動向が懸念材料とされており、総じてやや悪化ないしは悪化傾向で推移すると思われる。

*土木建設業*

 土木建設業界では、動きが出始めた公共工事は概ね前年を下回っており、主力の民間工事は工場・店舗などの大型物件が少なく、受注競争も厳しい。また住宅関連は持家系が減税の駆け込み需要で一部に堅調さがみられるが、低価格路線も限界に近づくなか、総じて普通から不況という景況感であった。
 今後は、公共工事は空港・万博関連以外は活気がみられないなか、需要期に向かうが受注は低水準。また主力の民間工事は小口物件が多く、住宅関連は、土地の下落や低金利政策が続く中でも購買層の先行き不安により受注が上向かず、総じて横ばいないしは悪化傾向で推移すると思われる。

*小売業*

 市内一般小売店舗の9月の動向は、大型店や専門店への顧客流出や、長引く消費不況なども影響して集客力の減少傾向に歯止めがかからず、総じて厳しい業況が続いている。
 一方、岡崎市内の主要百貨店・スーパー・共同店舗16店を対象とした大型店販売動向調査によると、9月の販売総額は51億3,315万円、対前年同月比−3.9%で前年を下回った。主力の「衣料品」は残暑の影響で秋物の荷動きが鈍く対前年同月比−9.0%と大幅減、もう一方の「食料品」も同−4.8%で前年を下回った。
 失業率・倒産件数はやや改善がみられるが、個人所得は回復せず消費マインドに変化をもたらす材料が見当らないなか、岡崎市内の小売業界にとっても当面厳しい状況が続くと思われる。


 
業種 9月の景況 景況見通し
◎好況 ○や好 ―普通 △や不 ×不況 ◎好転 ○や転 ―横ばい △や悪 ×悪化
製造業平均0.00.025.827.047.3 0.00.055.824.519.7
食品0.00.016.750.033.3 0.00.090.010.00.0
繊維0.00.07.715.476.9 0.00.090.99.10.0
石製品0.00.033.333.333.3 0.00.033.333.333.3
機械・金属0.00.045.59.145.5 0.00.09.145.545.5
土木建設業0.00.016.733.350.0 0.00.090.00.010.0
小売業0.00.00.075.025.0 0.00.025.050.025.0
※や好=やや好況  や不=やや不況  や転=やや好転  や悪=やや悪化




岡崎市内大型店販売動向〔16店舗〕 (平成15年9月分)  
区分 衣料品 身の回り品 家庭用品 雑貨 食料品 飲食・サービス その他 合計
販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比
9月124.039△9.027.489△11.134.616△8.775.23310.0206.506△4.831.5870.513.84511.9513.315△3.9
〔注〕1.販売額の単位は万円、前年比の単位は%(△はマイナス)。
   2.平成14年9月より調査対象を変更しました(10社12店舗→12社17店舗)。前年比は12社17店舗対比。 
   3.平成15年8月より調査対象を変更しました(12社17店舗→11社16店舗)。前年比は11社16店舗対比。







平成15年8月分
 岡崎商工会議所・中小企業相談所が毎月実施している「岡崎市内景気動向調査」平成15年8月分の調査結果がまとまった。
 製造業では、食品・繊維・石製品・機械金属業界は、いずれも弱含みで企業間格差も拡大傾向となり、総じて厳しい状況が続いている。
 土木建設業界では、公共工事は端境期で、主力の民間工事や住宅関連も一部で堅調な動きがみられたが、総じて不況感が強い。
 小売業では、一般小売店舗では大型店・専門店の影響や天候不順による季節商品の売上低迷により、依然として売上減少傾向が続いている。岡崎市内主要大型店(16店舗)の販売動向では、8月の販売総額は、57億554万円、対前年同月比は−0.3%で、微減となった。

 業種別の概況は次のとおり。

*製造業*

(食 品)
 味噌・菓子を中心とした食品製造業界では、中元贈答用や夏季商品の最終期となったが、生産・出荷ともに前年を下回り、総じて普通ないしはやや不況という景況感であった。
 今後は、健康・安全をキーワードとした付加価値や使用価値に対する消費者の選択眼は厳しさを増すばかりで、総じて横ばいないしはやや悪化傾向になると思われる。

(繊 維)
 繊維業界では、厳しい環境下に季節要因も重なり、総じてやや不況ないしは不況という景況感であった。部門別では、ニット関連は、秋冬物の受注が低調でスペース空きが多く、小ロット・短納期の状況に変化はみられない。紡毛紡績は、需給が改善されず各指数ともに低調で、糸値・工賃はともに底ばいで推移している。特紡糸・綿スフ織物関連では、主力の作業用手袋関連は端境期で、アパレル関連は消費トレンドの不透明さから、またインテリア関連も末端需要の弱さから回復傾向がみられず、総じて厳しい状況が続いている。
 今後は、新製品の開発による新規需要の開拓に期待がかかるが、円高など業界を取り巻く環境に好材料は乏しく、総じて横ばいから悪化傾向になると思われる。

(石製品)
 石製品業界では、主力の墓石は盆と秋の彼岸需要期となり一部で下げ止まり感もみられるが低水準で、灯ろう・彫刻関連も住宅環境の変化や消費低迷により荷動きは極めて少ない。また、建設関連も主力の民間受注が冴えず、総じて普通から不況という景況感であった。
 今後は、主力の墓石や灯ろう関連は製品輸入の圧力が強く、建設関連も受注が冷え込むなか業者間競争が激化するなど、横ばいから悪化傾向で推移すると思われる。

(機械・金属)
 機械金属業界では、主力の自動車関連は国内販売が頭打ちとなったものの、一方の輸出は堅調に推移している。こうしたなか中小部品メーカーでは、取り扱い部品により格差が拡大しているが、総じて数量ベースでは前年を上回り、生産・出荷高も前年とほぼ横ばいとなった。また工作機械関連は、国内では好調な自動車向けに加え情報・精密向けなどの需要拡大がみられ、輸出もアジア向けが比較的堅調で、総じて普通という景況感であった。
 今後は、自動車部品関連は受注の底堅さがみられるがコスト削減圧力が継続し、グローバルな調達により競争が激化するなど方向感がみえにくい。また工作機械関連は自動車向けを中心に期待がかかるが、一方で発注側の単価引下げや内製化の進捗が懸念材料とされており、総じて横ばいないしはやや悪化傾向で推移すると思われる。

*土木建設業*

 土木建設業界では、公共工事は端境期色が強く前年を下回っており、主力の民間工事は一部で持ち直しがみられたが、工場・店舗などの大型物件は未だ低水準で、受注状況は厳しい。また住宅関連も一部で住宅減税優遇の駆け込み需要がみられたが持家系・マンション系ともに弱含みで、低価格競争も限界に近づくなか、総じてやや不況ないしは不況という景況感であった。
 今後は、公共工事はこれから需要期に向かうが受注は出遅れ感がつよく、また主力の民間工事は小口物件が多い。住宅関連は、土地の下落が続く中でも購買層の所得・雇用不安により受注が上向かず、総じてやや好転ないしは横ばいで推移すると思われる。

*小売業*

 市内一般小売店舗の8月の動向は、郊外型の大型店や専門店への顧客流出や、長引く消費不況なども影響して売上は下げ止まり感がみられず、総じて厳しい業況が続いている。
 一方、岡崎市内の主要百貨店・スーパー・共同店舗16店を対象とした大型店販売動向調査によると、8月の販売総額は57億554万円、対前年同月比−0.3%で微減となった。主力の「衣料品」は天候不順により夏物クリアランスセールが不発となったものの、単価の下落に歯止めがかかり、対前年同月比+1.4%、もう一方の「食料品」は野菜が高騰したが飲料など季節商品の販売低迷の影響が大きく同−3.4%となった。
 GDPがプラスに転じ、また円・株・債券はトリプル高の様相を示すが、消費マインドを急速に好転させるには至らず残暑効果も限定的で、岡崎市内の小売業界にとっては当面厳しい競争が続くと思われる。


 
業種 8月の景況 景況見通し
◎好況 ○や好 ―普通 △や不 ×不況 ◎好転 ○や転 ―横ばい △や悪 ×悪化
製造業平均0.00.034.840.225.0 0.00.045.843.410.8
食品0.00.014.385.70.0 0.00.028.671.40.0
繊維0.00.00.033.366.7 0.00.080.010.010.0
石製品0.00.033.333.333.3 0.00.033.333.333.3
機械・金属0.00.091.78.30.0 0.00.041.258.80.0
土木建設業0.08.30.045.845.8 0.011.188.90.00.0
小売業0.00.00.050.050.0 0.00.00.075.025.0
※や好=やや好況  や不=やや不況  や転=やや好転  や悪=やや悪化




岡崎市内大型店販売動向〔16店舗〕 (平成15年8月分)  
区分 衣料品 身の回り品 家庭用品 雑貨 食料品 飲食・サービス その他 合計
販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比
8月131.9021.430.1245.938.626△5.782.7587.1232.443△3.438.507△2.116.1942.2570.554△0.3
〔注〕1.販売額の単位は万円、前年比の単位は%(△はマイナス)。
   2.平成14年9月より調査対象を変更しました(10社12店舗→12社17店舗)。前年比は12社17店舗対比。 
   3.平成15年8月より調査対象を変更しました(12社17店舗→11社16店舗)。前年比は11社16店舗対比。







平成15年7月分
 岡崎商工会議所・中小企業相談所が毎月実施している「岡崎市内景気動向調査」平成15年7月分の調査結果がまとまった。
 製造業では、食品・繊維・石製品・機械金属業界は、いずれの業界も弱含みで、企業間格差も拡大傾向となり、総じて景気回復感に乏しい。
 土木建設業界では、公共工事は端境期で、主力の民間工事は受注が低水準で小口物件が多く、住宅関連も底ばいで、総じて不況感が強い。
 小売業では、一般小売店舗では大型店・専門店の影響や消費の低迷により、依然として売上減少傾向が続いている。岡崎市内主要大型店(17店舗)の販売動向では、7月の販売総額は、64億131万円、対前年同月比は1.3%で、5カ月ぶりにプラスとなった。

 業種別の概況は次のとおり。

*製造業*

(食 品)
 味噌・菓子を中心とした食品製造業界では、中元贈答用の出荷が前年を下回り、日用品は消費者の厳選買い傾向に変化がみられず、総じて普通ないしはやや不況という景況感であった。
 今後は、需要の掘り起こしに期待がかかるが受注は低調で、在庫過剰感は払拭されつつも、消費マインドに明るさがみられないなか、横ばいないしはやや悪化傾向になると思われる。

(繊 維)
 繊維業界では、不冴えな状況が続いており、総じて普通から不況という景況感であった。部門別では、ニット関連は、秋冬物の受注が末端需要の弱さにより動きが鈍く低調な業況である。紡毛紡績は、各指数ともに一部で下げ止まり感がみられるが、糸値・工賃はともに回復力が弱く、収益性も低水準。特紡糸・綿スフ織物関連では、主力の作業用手袋関連は端境期で、工場向けの需要減と輸入手袋の影響が大きく、アパレル関連・インテリア関連も需給環境の改善がみられず、総じて不況色が強い。
 今後は、為替・需給・商品開発・消費トレンドなどに好材料が見当らないなか、総じて横ばいないしはやや悪化傾向になると思われる。

(石製品)
 石製品業界では、主力の墓石は盆需要期に向けて一部で持ち直しもみられたが限定的で、灯ろう・彫刻関連は住宅環境の変化や消費低迷により低水準。また、建設関連も主力の民間受注が冴えず、総じて普通ないしは不況という景況感であった。
 今後は、輸入圧力を受けながらも、主力の墓石は秋の彼岸需要に期待がかかるが、灯ろう・彫刻関連は業者間競争が激化するなど、やや悪化ないしは悪化傾向で推移すると思われる。

(機械・金属)
 機械金属業界では、主力の自動車関連は国内販売、輸出ともに堅調に推移している。こうしたなか中小部品メーカーでは、取り扱い部品により格差が拡大しており、総じて生産・出荷ともに前年を下回りコスト削減圧力は依然として継続している。また工作機械関連は、底堅い自動車関連の一部で好況さがみられるなど、設備投資マインドは徐々に回復基調となったが受注には一服感もみられ、総じてやや不況という景況感であった。
 今後は、自動車部品関連はグローバルな調達により競争が激化しており、企業努力により収益改善の余地を模索し、また工作機械関連は自動車向け以外の電機・精密などの設備更新需要に期待がかかるが安定感に乏しく、総じて横ばい傾向で推移すると思われる。

*土木建設業*

 土木建設業界では、公共工事は端境期で、主力の民間工事は依然として工場・店舗などの大型物件が少なく、受注状況は厳しい。また住宅関連は持家系・マンション系ともに弱含みで、貸家系に底堅さがみられるものの、総じて普通から不況という景況感であった。
 今後は、主力の民間工事は小口物件が多く、動き始める公共工事は地方財政難と大型プロジェクトへの一極集中が懸念される。また住宅関連は低価格競争が限界に達しており、改正贈与税などの効果も不透明で、総じて横ばいないしはやや悪化傾向で推移すると思われる。

*小売業*

 市内一般小売店舗の7月の動向は、郊外型の大型店や専門店への顧客流出の恒常化などが影響して売上は下げ止まり感がみられず、総じて厳しい業況が続いている。
 一方、岡崎市内の主要百貨店・スーパー・共同店舗17店を対象とした大型店販売動向調査によると、7月の販売総額は64億131万円、対前年同月比1.3%で5カ月ぶりにプラスとなった。主力の「衣料品」は冷夏・長梅雨により夏物は不振であったが、商品単価は底値圏で前年の大幅減の反動により、対前年同月比+2.9%、もう一方の「食料品」は季節商品の販売不振が影響して同−1.2%となった。
 ところで先日発表された4−6月期の実質GDP(速報値)は個人消費や民間設備投資といった内需が底堅く推移し、6期連続のプラス成長となった。なかでもGDPの6割弱を占める個人消費が消費マインドの改善に支えられ、デジタル関連機器など民生用電気機器の堅調な販売が大きく寄与した結果となった。今後、岡崎市内の大型店にとっては、夏物最終セールと夏物に比べ利幅の高い秋物の早期導入・販促の行方が注目される。


 
業種 7月の景況 景況見通し
◎好況 ○や好 ―普通 △や不 ×不況 ◎好転 ○や転 ―横ばい △や悪 ×悪化
製造業平均0.00.035.749.714.6 0.02.152.330.315.4
食品0.00.042.957.10.0 0.00.042.957.10.0
繊維0.00.025.050.025.0 0.00.066.733.30.0
石製品0.00.066.70.033.3 0.00.07.730.861.5
機械・金属0.00.08.391.70.0 0.08.391.70.00.0
土木建設業0.00.033.333.333.3 0.09.145.445.40.0
小売業0.00.00.020.080.0 0.00.00.040.060.0
※や好=やや好況  や不=やや不況  や転=やや好転  や悪=やや悪化

岡崎市内大型店販売動向〔17店舗〕 (平成15年7月分)  
区分 衣料品 身の回り品 家庭用品 雑貨 食料品 飲食・サービス その他 合計
販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比
7月173.0272.936.0110.258.805△7.285.8156.8237.014△1.233.7658.615.69418.6640.1311.3
〔注〕1.販売額の単位は万円、前年比の単位は%(△はマイナス)。
   2.平成14年9月より調査対象を変更しました(10社12店舗→12社17店舗)。前年比は12社17店舗対比。 





平成15年6月分
 岡崎商工会議所・中小企業相談所が毎月実施している「岡崎市内景気動向調査」平成15年6月分の調査結果がまとまった。
 製造業では、食品・繊維・石製品・機械金属業界は、いずれの業界も依然として弱含みで、企業間格差も拡大傾向となり、総じて不況感が続いている。
 土木建設業界では、公共工事は端境期色が強く、主力の民間工事は受注が低水準で、住宅関連も受注競争が厳しく、総じて低調な業況となった。
 小売業では、一般小売店舗では大型店の影響や消費の低迷などが起因して、依然として売上減少傾向が続いている。岡崎市内主要大型店(17店舗)の販売動向では、6月の販売総額は、57億7,927万円、対前年同月比は−2.3%、4カ月連続でマイナスとなった。

 業種別の概況は次のとおり。

*製造業*

(食 品)
 味噌・菓子を中心とした食品製造業界では、中元贈答用や季節商品需要が伸びず、日用品は厳選買いの消費傾向に変化がみられず、総じて普通ないしはやや不況という景況感であった。
 今後は、季節商品や中元商品の追い込み受注に期待がかかるが低調で、消費マインドにも明るさがみられないなか、横ばいないしはやや悪化傾向になると思われる。

(繊 維)
 繊維業界では、不冴えな状況が続いており、総じて普通から不況という景況感であった。部門別では、ニット関連は、秋冬物の受注が末端需要の弱さにより低調な業況である。紡毛紡績は、各指数ともに前年割れの状況で、糸値・工賃はともに低水準で、収益性も悪化している。特紡糸・綿スフ織物関連では、主力の作業用手袋関連は端境期で、工場向けの需要減と輸入手袋の影響が大きく、アパレル関連はトレンド性が希薄で、インテリア関連も需給環境の改善がみられず、総じて不況色が強い。
 今後は、為替の安定化とアジア生産各国のSARS終息宣言により輸入の回復が見込まれ、国内における少量・短期生産体制化の強みは限定的となり、総じて横ばいから悪化傾向になると思われる。

(石製品)
 石製品業界では、主力の墓石は盆需要期に向けて一部で持ち直しもみられたが企業間格差は拡大傾向で、灯ろう・彫刻関連は住宅環境の変化や消費低迷により回復力は弱い。また、建設関連も主力の民間受注が冴えず、総じて普通から不況という景況感であった。
 今後は、主力の墓石は盆と秋の彼岸需要に期待がかかるが、灯ろう・彫刻関連は業者間競争が激化するなど、横ばいから悪化傾向で推移すると思われる。

(機械・金属)
 機械金属業界では、主力の自動車関連はメーカー間の格差が大きいが、国内販売はやや低調で、輸出は欧州やアジア向けの堅調さを背景に安定傾向となった。こうしたなか中小部品メーカーでは、調達部品により格差が鮮明になり、総じて生産・出荷ともに前年を下回る不冴えな景況感となった。また工作機械関連は、一部で好況さがみられたが、設備投資マインドは依然低調で、総じてやや不況いう景況感であった。
 今後は、自動車部品関連は受注量が安定基調ながら単価引下げ圧力は根強く、また工作機械関連は自動車向けやバブル期の設備更新需要に期待がかかるが投資意欲は限定的で、総じて横ばい傾向で推移すると思われる。

*土木建設業*

 土木建設業界では、公共工事は端境期で、主力の民間工事は依然として工場・店舗などの大型物件が少なく受注状況は厳しい。また住宅関連は持家系が弱含むなか安定基調のマンション系も下支えには至らず、総じてやや不況ないしは不況という景況感であった。
 今後は、主力の民間工事も小口物件が多く底ばい状況で、公共工事は端境期と地方財政難による影響の長期化・恒常化が懸念される。また住宅関連も持家系・貸家系ともに低価格競争も限界に達しており、総じて横ばいないしはやや悪化傾向で推移すると思われる。

*小売業*

 市内一般小売店舗の6月の動向は、大型店や専門店への顧客流動化や、長引く消費不況なども影響して売上は下げ止まり感がみられず、総じて厳しい業況が続いている。
 一方、岡崎市内の主要百貨店・スーパー・共同店舗17店舗を対象とした大型店販売動向調査によると、6月の販売総額は57億7,927万円、対前年同月比−2.3%で4カ月連続のマイナスとなった。主力の「衣料品」は長梅雨により夏物衣料の販売が減少したが、前年の大幅減の反動があり対前年同月比は+0.8%、もう一方の「食料品」は新規大型店の影響が継続し、同−6.9%となった。
 消費が低迷するなか、オーバーストア状態にある岡崎市内では、店舗改装や商品開発・構成の見直し、さらに夜間営業の延長実施など各店舗の努力により消費マインドの転換策を講じているがウルトラCは見当たらず、財布の「紐」が緩んでも「中身」が増えない状況下では、暫らくは厳しい店舗間競争が継続すると思われる。


 
業種 6月の景況 景況見通し
◎好況 ○や好 ―普通 △や不 ×不況 ◎好転 ○や転 ―横ばい △や悪 ×悪化
製造業平均0.00.027.244.528.3 0.02.162.025.110.8
食品0.00.057.142.90.0 0.00.042.957.10.0
繊維0.00.010.010.080.0 0.00.080.010.010.0
石製品0.00.033.333.333.3 0.00.033.333.333.3
機械・金属0.00.08.391.70.0 0.08.391.70.00.0
土木建設業0.00.010.020.070.0 0.010.070.020.00.0
小売業0.00.00.014.385.7 0.00.00.028.671.4
※や好=やや好況  や不=やや不況  や転=やや好転  や悪=やや悪化

岡崎市内大型店販売動向〔17店舗〕 (平成15年6月分)  
区分 衣料品 身の回り品 家庭用品 雑貨 食料品 飲食・サービス その他 合計
販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比
6月154.9110.833.353△7.357.418△2.273.5803.7214.034△6.927.764△0.816.78718.1577.927△2.3
〔注〕1.販売額の単位は万円、前年比の単位は%(△はマイナス)。
   2.平成14年9月より調査対象を変更しました(10社12店舗→12社17店舗)。前年比は12社17店舗対比。 





平成15年5月分
 岡崎商工会議所・中小企業相談所が毎月実施している「岡崎市内景気動向調査」平成15年5月分の調査結果がまとまった。
 製造業では、石製品・機械金属業界は一部で回復基調がみられたが、食品・繊維業界を含め総じて景況感は低調で、厳しい状況が続いている。
 土木建設業界では、主力の民間工事が低迷するなか、公共工事は端境期色が強く、住宅関連も厳しい受注競争により底ばい状況で、総じて弱含みの業況となった。
 小売業では、一般小売店舗は大型店の影響と消費不振の長期化により、依然として下げ止まりがみられない。一方、岡崎市内主要大型店(17店舗)の販売動向では、5月の販売総額は57億6,559万円、対前年同月比は−5.5%と3ヶ月連続で前年を下回った。

 業種別の概況は次のとおり。

*製造業*

(食 品)
 味噌・菓子を中心とした食品製造業界では、日用品が下支えしたが、厳選買いの傾向に変化がみられず、総じて普通ないしはやや不況という景況感であった。
 今後は、季節商品や中元商品の需要に期待がかかるが、受注状況は底割れが続いており、総じて横ばいないしはやや悪化傾向になると思われる。

(繊 維)
 繊維業界では、厳しい状況が続いており、総じてやや不況ないしは不況という景況感であった。部門別では、ニット関連は、夏物の最終期から秋冬物移行の端境期になり、生産高の減少に加え、低単価・小ロット・短納期の状況にも変化がみられず、不冴えな状況である。紡毛紡績は、末端消費の弱さから生産調整が継続しており、糸値・工賃はともに低水準で推移している。特紡糸・綿スフ織物関連では、主力の作業用手袋関連は輸入手袋の影響が強く、アパレル関連・インテリア関連も需給の改善がみられず、総じて厳しい状況が続いている。
 今後は、アジア生産各国のSARSの影響により一部で国内生産の見直し機運が高まったが、徐々に沈静化しており、総じて横ばいから悪化傾向になると思われる。

(石製品)
 石製品業界では、主力の墓石は端境期色が強く、灯ろう・彫刻関連も荷動きは低水準となったが、一部で富裕層の顧客確保により一時的な回復基調もみられた。また、建設関連は主力の民間・住宅関連の受注は低調で、総じて普通から不況という景況感であった。
 今後は、主力の墓石・灯ろう・彫刻関連は在庫の過剰感が薄れつつも、業者間や他業種との競争激化のなか輸入品シェアが高止まりしており、横ばいから悪化傾向で推移すると思われる。

(機械・金属)
 機械金属業界では、主力の自動車関連はメーカー間の格差が大きく、部品メーカーにとってはコスト削減圧力が継続するなか、小型車の荷動きの好さを背景に徐々に前年水準を底堅めする出荷状況がみえる。また工作機械関連は、国内では主力の自動車向けを中心に一部で回復傾向をみせており、輸出は欧州や中国を中心にアジア向けの底堅さにより、総じてやや好況からやや不況という景況感であった。
 今後は、自動車部品関連はグローバルな調達により競争が激化しており、国内ではボーナス需要期の増産期待と、輸出も特に米国の減税政策に期待がかかるが、ゼロ金利ローンによるセールにも息切れがみられ先行き不透明感は強い。踊り場にある工作機械関連は受注回復が当面見込まれるが、海外生産移転は着実に進展するなど国内の設備投資には将来不安もあり、総じてやや好況から悪化傾向で推移すると思われる。

*土木建設業*

 土木建設業界では、主力の民間工事は依然として工場・店舗など大型物件が少なく受注競争は厳しい。公共工事は財政を反映して端境期色がさらに強く低水準の前年をさらに下回る気配である。また住宅関連は持家系・貸家系ともに弱含みで、総じてやや不況ないしは不況という景況感であった。
 今後は、主力の民間工事も小口物件が多く、公共工事は財政が厳しいなか期待薄で、住宅関連も改正贈与税など税制面の追い風やバリアフリー・高齢者向けリフォームの需要増が見込まれるが、当面は横ばいないしはやや悪化傾向で推移すると思われる。

*小売業*

 市内一般小売店舗の5月の動向は、一部で下げ止まり感がみられたが、消費低迷や大型店・専門店間同士の競合激化の煽りを受けて、総じて厳しい業況となった。
 一方、岡崎市内の主要百貨店・スーパー・共同店舗17店を対象にした大型店販売動向調査では、5月の販売総額は57億6,559万円、対前年同月比−5.5%となり、3ヶ月連続で前年を下回った。主力の「衣料品」は対前年同月比−6.9%、もう一方の「食料品」も新規大型店の影響が継続し、同−5.9%とともに前年を下回った。
 マクロ経済は、金融緩和策の継続で過剰流動化(カネ余り)現象が顕著となり債券・株が買われているが、消費や設備投資には必ずしも効果を成していない。近々発表される「骨太の方針」第三弾がどの程度将来不安を払拭できるのか、サプライズに要求が募るばかりである。


 
業種 5月の景況 景況見通し
◎好況 ○や好 ―普通 △や不 ×不況 ◎好転 ○や転 ―横ばい △や悪 ×悪化
製造業平均0.01.938.731.028.4 0.02.839.444.913.0
食品0.00.028.671.40.0 0.00.014.385.70.0
繊維0.00.09.118.272.7 0.00.080.010.010.0
石製品0.00.055.611.133.3 0.00.07.761.530.8
機械・金属0.07.761.523.17.7 0.011.155.622.211.1
土木建設業0.00.010.020.070.0 0.00.050.050.00.0
小売業0.00.00.040.060.0 0.00.00.060.040.0
※や好=やや好況  や不=やや不況  や転=やや好転  や悪=やや悪化

岡崎市内大型店販売動向〔17店舗〕 (平成15年5月分)  
区分 衣料品 身の回り品 家庭用品 雑貨 食料品 飲食・サービス その他 合計
販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比
5月156.358△6.934.407△6.548.799△17.874.504△0.5212.831△5.932.83511.216.8257.9576.559△5.5
〔注〕1.販売額の単位は万円、前年比の単位は%(△はマイナス)。
   2.平成14年9月より調査対象を変更しました(10社12店舗→12社17店舗)。前年比は12社17店舗対比。 





平成15年4月分
 岡崎商工会議所・中小企業相談所が毎月実施している「岡崎市内景気動向調査」平成15年4月分の調査結果がまとまった。
 製造業では、食品・繊維・石製品・機械金属業界はいずれの景況感も低調で、不況色から脱しきれない状況が続いている。
 土木建設業界では、公共工事は財政状況が厳しいなか端境期に入り、主力の民間工事や住宅関連も厳しい受注競争により底ばい状況で、総じて弱含みの業況となった。
 小売業では、一般小売店舗は大型店の影響と消費不振の長期化により、総じて厳しい業況が続いている。一方、岡崎市内主要大型店(17店舗)の販売動向では、4月の販売総額は59億6,483万円、対前年同月比は−3.1%と2ヶ月連続で前年を下回った。

 業種別の概況は次のとおり。

*製造業*

(食 品)
 味噌・菓子を中心とした食品製造業界では、日用品が下支えしたが、生産・出荷ともに前年を下回り、総じて普通ないしはやや不況という景況感であった。
 今後は、受注が落ち込むなか、新製品の開発や販路拡大に期待がかかるが、夏季のギフト需要が上向くまで、総じて横ばいないしはやや悪化傾向になると思われる。

(繊 維)
 繊維業界では、厳しい状況が続いており、総じてやや不況ないしは不況という景況感であった。部門別では、ニット関連は、夏物主体となったが輸入製品圧力と末端需要の弱さによる生産高の減少に加え、低単価・小ロット・短納期の状況にも変化がみられず、不冴えな状況である。紡毛紡績は、端境期で在庫の過剰感が強く、糸値・工賃はともに低水準で推移している。特紡糸・綿スフ織物関連では、主力の作業用手袋関連は輸入手袋の影響で減産傾向が続いており、アパレル関連・インテリア関連も需給の改善がみられず、総じて厳しい状況が続いている。
 今後は、円高による輸入増不安が顕在するものの、アジア生産各国の新型肺炎禍により一部で国内生産が見直されており、ニッチ向け高付加価値製品の開発にも期待がかかるなかで、総じてやや好転からやや悪化傾向になると思われる。

(石製品)
 石製品業界では、主力の墓石は端境期に入り、灯ろう・彫刻関連も製品輸入と消費不振により荷動きは低水準。また、建設関連も主力の民間・住宅関連の受注は低調で、総じてやや不況から不況という景況感であった。
 今後は、主力の墓石・灯ろう・彫刻関連はともに円高による輸入圧力と、業者間や他業種との競争激化のなか、横ばいから悪化傾向で推移すると思われる。

(機械・金属)
 機械金属業界では、主力の自動車関連はメーカーの一部に堅調な動きもみられたが、企業間格差が大きく、部品メーカーにとってはコスト削減圧力が継続するなか収益の回復力は弱い。また工作機械関連は、国内では主力の自動車向けが下支えており、輸出は欧州や中国を中心にアジア向けの底堅さにより、総じて普通からやや不況という景況感であった。
 今後は、自動車部品関連はグローバルな調達により競争が激化しており、国内では新型車投入の効果は大きく寄与するが、輸出は特に米国のドル安容認による先行き不透明感が強い。踊り場にある工作機械関連は受注回復の持続に期待がかかるが、海外生産移転は着実に進展するなど国内需給悪化懸念が根強く、総じて普通からやや悪化傾向で推移すると思われる。

*土木建設業*

 土木建設業界では、公共工事は端境期に入り低水準の前年をさらに下回る気配で、主力の民間工事も工場・店舗など大型物件が少なく受注競争は厳しい状況である。また住宅関連は持家系・貸家系ともに弱含みで、総じてやや不況ないしは不況という景況感であった。
 今後は、公共工事は財政が厳しいなか期待薄で、主力の民間工事も小口物件が多く受注高は落ち込んでいる。また住宅関連も改正贈与税など税制面の追い風やバリアフリー・高齢者向けリフォームの需要増に期待したいが、当面は横ばいないしは悪化傾向で推移すると思われる。

*小売業*

 市内一般小売店舗の4月の動向は、一部で下げ止まり感がみられたが、消費低迷や大型店・専門店間同士の競合激化の煽りを受けて、総じて厳しい業況となった。
 一方、岡崎市内の主要百貨店・スーパー・共同店舗17店を対象にした大型店販売動向調査では、4月の販売総額は59億6,483万円、対前年同月比−3.1%で前年を下回った。主力の「衣料品」は対前年同月比−2.4%、もう一方の「食料品」も新規大型店の影響で、同−5.1%とともに前年を下回った。
 マクロ経済は、1−3月期のGDPが前期比+0.01%と辛うじてプラス成長を堅持したが、急速な円高や新型肺炎に加え、金融システム不安の再燃などネガティブ要因には事欠ない。今回の公的資金注入が構造改革を進展させるための最重要課題である不良債権処理を加速させる「終わりの始め」であることに期待したい。


 
業種 4月の景況 景況見通し
◎好況 ○や好 ―普通 △や不 ×不況 ◎好転 ○や転 ―横ばい △や悪 ×悪化
製造業平均0.00.029.934.036.1 0.02.560.129.18.3
食品0.00.055.644.40.0 0.00.077.822.20.0
繊維0.00.010.020.070.0 0.010.060.030.00.0
石製品0.00.00.033.366.7 0.00.033.333.333.3
機械・金属0.00.053.838.47.7 0.00.069.230.80.0
土木建設業0.00.010.030.060.0 0.00.05.929.463.2
小売業0.00.00.025.075.0 0.00.00.025.075.0
※や好=やや好況  や不=やや不況  や転=やや好転  や悪=やや悪化

岡崎市内大型店販売動向〔17店舗〕 (平成15年4月分)  
区分 衣料品 身の回り品 家庭用品 雑貨 食料品 飲食・サービス その他 合計
販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比
4月172.919△2.435.644△5.451.525△14.978.7816.7209.694△5.132.7859.715.135△1.3596.483△3.1
〔注〕1.販売額の単位は万円、前年比の単位は%(△はマイナス)。
   2.平成14年9月より調査対象を変更しました(10社12店舗→12社17店舗)。前年比は12社17店舗対比。 







平成15年3月分
 岡崎商工会議所・中小企業相談所が毎月実施している「岡崎市内景気動向調査」平成15年3月分の調査結果がまとまった。
 製造業では、石製品・機械金属業界の一部で季節需要による回復基調がみられたが企業間格差は拡大し、食品・繊維業界は依然として低調で、景況感に大きな変化がみられない。
 土木建設業界では、公共工事は前年割れが続いており年度末最終期の下支えも弱く、主力の民間工事や住宅関連も弱含みで、総じて不況色が強い。
 小売業では、一般小売店舗は大型店の影響と消費不振の長期化により、総じて厳しい業況が続いている。一方、岡崎市内主要大型店(17店舗)の販売動向では、3月の販売総額は57億1,235万円、対前年同月比は−3.7%で前年を下回った。

 業種別の概況は次のとおり。

*製造業*

(食 品)
 味噌・菓子を中心とした食品製造業界では、日用品、ギフト用品ともに低調で、生産・出荷ともに前年を下回り、総じて普通ないしはやや不況という景況感であった。
 今後は、受注が落ち込むなか、健康をキーワードにした商品志向は根強く、新たな需要を喚起する製品の開発や販路拡大に期待がかかるが、消費者の厳選買いは否めず、総じて横ばいないしはやや悪化傾向になると思われる。

(繊 維)
 繊維業界では、不冴えな状況が続いており、総じてやや不況ないしは不況という景況感であった。部門別では、ニット関連は、末端需要の弱さと輸入製品圧力による生産高の減少に加え、低単価・小ロット・短納期の状況に変化がみられず、収益力も底ばい状態である。紡毛紡績は、端境期の長期化傾向が強く、糸値・工賃はともに低水準で推移している。特紡糸・綿スフ織物関連では、主力の作業用手袋関連は輸入手袋の影響が大きく軟調で、アパレル関連・インテリア関連もライフスタイル・トレンドの変化や輸入増により需給の改善がみられず軟調で、総じて厳しい状況が続いている。
 今後は、ニッチ向け高付加価値製品の開発に期待がかかるがコスト削減も限界に達しており、総じて横ばいからやや悪化傾向になると思われる。

(石製品)
 石製品業界では、主力の墓石は春の彼岸需要を背景に一部で回復傾向がみられたが、全体としてはマイナス基調で、灯ろう・彫刻関連も製品輸入と消費不振により荷動きは低水準。また、建設関連も主力の民間・住宅関連の受注は低調で、総じて普通から不況という景況感であった。
 今後は、主力の墓石が端境期に入り、灯ろう・彫刻関連はともに過剰在庫が払拭されつつも、業者間や他業種との競争激化のなか、横ばいから悪化傾向で推移すると思われる。

(機械・金属)
 機械金属業界では、主力の自動車関連は期末需要で一部に堅調な動きもみられたが、企業間格差が大きく、部品メーカーにとっては値下げ圧力が継続するなか収益力の回復は弱い。また工作機械関連は、国内では主力の自動車向けが下支えているが、輸出は欧米向けが低調で受注の底入れには至らず、総じて普通から不況という景況感であった。
 今後は、自動車部品関連はグローバルな調達により競争が激化しており、国内では期末需要の反動と、輸出は特に財政と貿易赤字が膨らんだ米国の戦後経済対策に不透明感が強い。工作機械関連は受注の回復に期待がかかるが、海外生産移転は着実に進展するなど国内需給悪化懸念が根強く、総じて普通からやや悪化傾向で推移すると思われる。

*土木建設業*

 土木建設業界では、年度最終期の公共工事は、大幅に落ち込んだ前年をさらに下回る気配で、主力の民間工事も大型物件が依然として少なく受注競争は厳しい状況である。また住宅関連は持家系・マンション系ともに弱含むなか、比較的所得と雇用の安定した購買層に限られ、総じてやや不況ないしは不況という景況感であった。
 今後は、公共工事は財政が厳しいなか、新年度入り後も地方分の単独事業減少が見込まれ、主力の民間工事も小口物件が多く受注高は落ち込んでいる。また住宅関連も改正贈与税など税制面の追い風に期待したいが、当面は横ばいから悪化傾向で推移すると思われる。

*小売業*

 市内一般小売店舗の3月の動向は、一部で商品構成の差別化で下げ止まり感がみられたが、大型店・専門店間同士の競合激化の波に影響され、総じて厳しい業況となった。
 一方、岡崎市内の主要百貨店・スーパー・共同店舗17店を対象にした大型店販売動向調査では、3月の販売総額は57億1,235万円、対前年同月比−3.7%で前年を下回った。主力の「衣料品」は対前年同月比−9.4%と春物衣料の不振により大幅減、もう一方の「食料品」も同−1.3%と前年を下回った。
 新規大型店の影響は3月中旬オープンのため限定的となったが、本所調査による岡崎市内賃金改定交渉状況調査によると、過去最低の賃上げ結果となり、所得が伸びないなかで消費マインドには回復傾向がみられず、小売業界にとっては当面厳しい状況が続くと思われる。


 
業種 3月の景況 景況見通し
◎好況 ○や好 ―普通 △や不 ×不況 ◎好転 ○や転 ―横ばい △や悪 ×悪化
製造業平均0.00.030.341.028.7 0.00.045.446.38.3
食品0.00.050.050.00.0 0.00.050.050.00.0
繊維0.00.07.730.861.5 0.00.061.538.50.0
石製品0.00.033.333.333.3 0.00.00.066.733.3
機械・金属0.00.030.050.020.0 0.00.070.030.00.0
土木建設業0.00.052.929.417.6 0.00.05.929.463.2
小売業0.00.022.244.433.3 0.00.011.144.444.4
※や好=やや好況  や不=やや不況  や転=やや好転  や悪=やや悪化

岡崎市内大型店販売動向〔17店舗〕 (平成15年3月分)  
区分 衣料品 身の回り品 家庭用品 雑貨 食料品 飲食・サービス その他 合計
販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比
3月156.035△9.432.352△6.453.280△14.675.5427.0212.077△1.331.12914.810.820△1.0571.235△3.7
〔注〕1.販売額の単位は万円、前年比の単位は%(△はマイナス)。
   2.平成14年9月より調査対象を変更しました(10社12店舗→12社17店舗)。前年比は12社17店舗対比。 







平成15年2月分
 岡崎商工会議所・中小企業相談所が毎月実施している「岡崎市内景気動向調査」平成15年2月分の調査結果がまとまった。
 製造業では、食品・繊維・石製品・機械金属業界はいずれの業種も低調で、依然として景況感に変化がみられない。
 土木建設業界では、一部で回復基調がみられるが、公共工事は前年割れが続いており、主力の民間工事や住宅関連も弱含みで、総じて不況色が強い。
 小売業では、一般小売店舗は大型店の影響と消費不振の長期化により、総じて厳しい業況が続いている。一方、岡崎市内主要大型店(17店舗)の販売動向によると、2月の販売総額は54億2,071万円、対前年同月比は+0.2%、6ヵ月ぶりに前年を上回った。

 業種別の概況は次のとおり。

*製造業*

(食 品)
 味噌・菓子を中心とした食品製造業界では、日用品、ギフト用品ともに低調で、生産は横ばいながら出荷は前年を下回り、総じて普通ないしはやや不況という景況感であった。
 今後は、新たな需要を喚起する製品の開発や販路拡大に期待がかかるが、消費者の厳選買いは否めず、総じて横ばいないしはやや悪化傾向になると思われる。

(繊 維)
 繊維業界では、厳しい状況が続いており、総じてやや不況ないしは不況という景況感であった。部門別では、ニット関連は、婦人・子供ともに春夏物の受注は前年を大きく下回っており、輸入の高止まりにより低調に推移している。紡毛紡績は、一部で回復傾向がみられたが限定的で、末端需要の弱さから受注は低水準、糸値・工賃はともに底ばいで推移している。特紡糸・綿スフ織物関連では、主力の作業用手袋関連は輸入手袋の影響が大きく軟調で、アパレル関連・インテリア関連もライフスタイル・トレンドの変化や輸入増により軟調で、総じて厳しい状況が続いている。
 今後は、現在の為替相場では輸入圧力が強く、ニッチ向け高付加価値製品の開発に期待がかかるがコスト削減も限界に達しており、総じてやや好転からやや悪化傾向になると思われる。

(石製品)
 石製品業界では、主力の墓石は春の彼岸需要で一部に回復傾向がみられたが、全体としてはマイナス基調で、灯ろう・彫刻関連も製品輸入と消費不振により荷動きは低水準。また、建設関連も主力の民間・住宅関連の受注は低調で、総じて普通から不況という景況感であった。
 今後は、主力の墓石に期待がかかるが単価は下降傾向で、灯ろう・彫刻関連とともに製品輸入の圧力が継続するなか、横ばいから悪化傾向で推移すると思われる。

(機械・金属)
 機械金属業界では、主力の自動車関連は期末需要を背景に一部で堅調な動きもみられたが、企業間格差が大きく、部品メーカーにとっては値下げ要請により収益回復力は弱い。また工作機械関連は、国内では依然として主力の自動車向けが下支えているが、輸出は欧米向けが低調で全体的に単価は低目圏で推移しており、総じてやや不況ないしは不況という景況感であった。
 今後は、自動車関連はグローバルな調達により競争が激化しており、国内の期末の追い込み生産後は、輸出特に米国の臨戦如何では景気回復シナリオはみえにくく不透明感が強い。工作機械関連は受注の回復に期待がかかるが、海外生産移転は着実に進展するなど国内需給悪化懸念が強く、総じてやや好転からやや悪化傾向で推移すると思われる。

*土木建設業*

 土木建設業界では、公共工事は年度末を向かえ本格期であるが、大幅に落ち込んだ前年をさらに下回る気配で、主力の民間工事も数量的には底打ち感がみられるが、大型物件が少なく受注競争は厳しい状況である。また住宅関連は持家系・マンション系ともに弱含むなか、比較的所得と雇用の安定した購買層に限られ、総じてやや不況ないしは不況という景況感であった。
 今後は、公共工事は例年ならば下支えする補正予算の追加分も不透明感を払拭できず、主力の民間工事は小口物件が多い。また住宅関連も改正贈与税など税制面の追い風もしばらく先で、総じて横ばいから悪化傾向で推移すると思われる。

*小売業*

 市内一般小売店舗の2月の動向は、大型店や専門店との差別化に活路が見出せず、総じて厳しい業況となった。
 一方、岡崎市内の主要百貨店・スーパー・共同店舗17店を対象にした大型店販売動向調査では、2月の販売総額は54億2,071万円、対前年同月比+0.2%で6ヵ月ぶりに前年を上回った。しかし、主力の「衣料品」は対前年同月比−0.8%、もう一方の「食料品」も同−0.8%とともに前年を下回った。
 大手企業における今春の賃上げはベアゼロ回答が続出し、リストラが継続するなかで所得や雇用不安は根強く、またいわゆる地政学的問題も相まって消費マインドには改善が見られない。。
 岡崎市内では3月中旬新たに大型店がオープンするなど競争が激化しており、小売業界にとっても厳しい状況が続くと思われる。

 
業種 2月の景況 景況見通し
◎好況 ○や好 ―普通 △や不 ×不況 ◎好転 ○や転 ―横ばい △や悪 ×悪化
製造業平均0.00.028.048.723.3 0.04.268.918.68.3
食品0.00.028.671.40.0 0.00.085.714.30.0
繊維0.00.00.040.060.0 0.06.786.76.70.0
石製品0.00.033.333.333.3 0.00.033.333.333.3
機械・金属0.00.050.050.00.0 0.010.070.020.00.0
土木建設業0.06.70.046.746.7 0.00.053.36.740.0
小売業0.00.00.033.366.7 0.00.00.033.366.7
※や好=やや好況  や不=やや不況  や転=やや好転  や悪=やや悪化

岡崎市内大型店販売動向〔17店舗〕 (平成15年2月分)  
区分 衣料品 身の回り品 家庭用品 雑貨 食料品 飲食・サービス その他 合計
販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比
2月131.236△0.825.9481.651.951△4.670.0403.0220.843△0.828.85712.413.1966.1542.0710.2
〔注〕1.販売額の単位は万円、前年比の単位は%(△はマイナス)。
   2.平成14年9月より調査対象を変更しました(10社12店舗→12社17店舗)。前年比は12社17店舗対比。 







平成15年1月分
 岡崎商工会議所・中小企業相談所が毎月実施している「岡崎市内景気動向調査」平成15年1月分の調査結果がまとまった。
 製造業では、食品・繊維・石製品・機械金属業界はいずれの業種も低調で、同業種においても企業間格差が拡大傾向となるなど、依然として景況感に明るさがみられない状況である。
 土木建設業界では、公共工事は前年割れが続いており、主力の民間工事も低水準に推移しており、住宅関連も需要減退傾向の長期化で、総じて不況色が強い。
 小売業では、一般小売店舗では大型店の影響と消費者の厳選買いが定着し、依然として売上減少傾向が続いている。一方、岡崎市内主要大型店(17店舗)の販売動向によると、1月の販売総額は73億5,963万円、対前年同月比は−1.3%、5ヵ月連続で前年を下回った。

 業種別の概況は次のとおり。

*製造業*

(食 品)
 味噌・菓子を中心とした食品製造業界では、日用品、ギフト用品ともに低調で、生産・出荷ともに前年を下回り、総じて普通から不況という景況感であった。
 今後は、新たな需要を喚起する製品の開発や販路拡大に期待がかかるが、購買力の弱さは否めず、総じて横ばいないしはやや悪化傾向になると思われる。

(繊 維)
 繊維業界では、厳しい状況が続いており、総じて不況という景況感であった。部門別では、ニット関連は、婦人・子供ともに春夏物の受注は前年を下回っており、末端需要の弱さと輸入の高止まりにより低調に推移している。紡毛紡績は、端境期の区別ができないほど厳しい受注状況で、糸値・工賃も低水準。特紡糸・綿スフ織物関連では、主力の作業用手袋関連は需要期であるが、輸入手袋の影響が大きく軟調で、アパレル関連・インテリア関連もライフスタイルの変化や輸入増により軟調で、総じて厳しい状況が続いている。
 今後は、潜在ニーズの掘り起こしや、高付加価値製品への移行に期待しつつも、総じて横ばいないしはやや悪化傾向になると思われる。

(石製品)
 石製品業界では、主力の墓石は端境期色が強く、灯ろう・彫刻関連も製品輸入と消費不振により動きは低水準。また、建設関連も主力の民間・住宅関連の受注が冴えず、総じて普通ないしは不況という景況感であった。
 今後は、主力の墓石は春の彼岸需要に期待がかかるが廉価傾向が強く、灯ろう関連とともに製品輸入の圧力など好材料に乏しいなか、やや悪化ないしは悪化傾向で推移すると思われる。

(機械・金属)
 機械金属業界では、主力の自動車関連は中小部品メーカーの企業間格差がさらに明確となり、一部で堅調な動きもみられたが、収益改善は限定的。また工作機械関連は、国内では主力の自動車向けが下支えているが、輸出は欧米向けが低調で全体的に単価は低目圏で推移しており、総じて普通ないしはやや不況という景況感であった。
 今後は、自動車メーカーの期末に向けた生産増に期待がかかるが、自動車部品関連はさらなる単価の引下げ圧力が継続するなかで、グローバルな調達により競争が激化しており方向感がみえにくい。工作機械関連は受注の回復に期待がかかるが、海外生産移転は着実に進展するなど需給悪化懸念が強く、総じて横ばいから悪化傾向で推移すると思われる。

*土木建設業*

 土木建設業界では、公共工事は年度末に向けた本格期ながら総じて前年を下回っており、主力の民間工事は工場・店舗などの大型物件が少なく受注競争は厳しい状況である。また住宅関連は持ち家系・マンション系ともに弱含むなか、価格競争激化により収益力は低下傾向で、総じてやや不況ないしは不況という景況感であった。
 今後は、公共工事は例年ならば下支えする補正予算の追加分も不透明感を払拭できず、主力の民間工事は小口物件が多い。また住宅関連も購買層の所得減・雇用不安が根強く、総じて横ばいから悪化傾向で推移すると思われる。

*小売業*

 市内一般小売店舗の1月の動向は、大型店や専門店の正月営業・バーゲンの早期化なども影響して、総じて厳しい業況となった。
 一方、岡崎市内の主要百貨店・スーパー・共同店舗17店を対象にした大型店販売動向調査では、1月の販売総額は73億5,963万円、対前年同月比−1.3%で5ヵ月連続して前年を下回った。主力の「衣料品」は対前年同月比−0.6%で、もう一方の「食料品」も同−1.2%とともに前年を下回った。
 14日に発表された10−12月期の実質国内総生産(GDP)は前期比+0.5%で年率換算成長率は+2.0%となった。全体の約6割を占める個人消費は、雇用不安や所得の減少により冷え込みながらも0.1%のプラスをキープしたが、マインドの回復力は弱く、今後給与所得者の医療費負担増など先行き心理的不安要因が山積するなかで、小売業界にとっても総じて厳しい状況が続くと思われる。



 
業種 1月の景況 景況見通し
◎好況 ○や好 ―普通 △や不 ×不況 ◎好転 ○や転 ―横ばい △や悪 ×悪化
製造業平均0.00.023.728.348.0 0.00.051.329.519.2
食品0.00.033.333.333.3 0.00.033.366.70.0
繊維0.00.08.10.091.9 0.00.091.98.10.0
石製品0.00.033.30.066.7 0.00.00.033.366.7
機械・金属0.00.020.080.00.0 0.00.080.010.010.0
土木建設業0.00.00.050.050.0 0.00.062.525.012.5
小売業0.00.00.045.554.5 0.00.036.336.327.3
※や好=やや好況  や不=やや不況  や転=やや好転  や悪=やや悪化

岡崎市内大型店販売動向〔17店舗〕 (平成15年1月分)  
区分 衣料品 身の回り品 家庭用品 雑貨 食料品 飲食・サービス その他 合計
販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比 販売額 前年比
1月228.143△0.638.546△5.662.308△11.993.9374.4257.839△1.236.1376.019.053△2.5735.963△1.3
〔注〕1.販売額の単位は万円、前年比の単位は%(△はマイナス)。
   2.平成14年9月より調査対象を変更しました(10社12店舗→12社17店舗)。前年比は12社17店舗対比。 





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