第2回:10月20日
IT(ビジュアルマニュアル)を活用した効果的な人材育成について

            <先進事例視察会>


トヨタ自動車株式会社 グローバル生産推進センター(豊田市元町)
―現場データの蓄積、ベテラン社員の経験や知恵の継承―
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「グローバル生産推進センター」
2003年7月、国内外の全工場を対象に生産現場を管理・監督できる人材を短期間にしかも数多く育成することを目的に設立。

現在は視察受け入れを原則禁止しているため、特別のご配慮をいただいた視察会でした。
ITを効果的に活用したトヨタの人材育成方法について、説明とともに実際の指導現場を見学させていただきました。
視察会の目的はIT(ビジュアルマニュアル)を活用した効果的な人材育成についてでしたが、研修場を見学してみると、入り口・プレゼン場・インフォメーションボードなどいたるところに掲げてあるスローガンやキャッチフレーズにより、その場にいる全員が「認識を共有化」できること、役割毎に異なる帽子の色など「見える化」の重要性を改めて認識いたしました。

アドバイザー所感
水谷アドバイザー
 「指導するということ」の重要性を学んだ。メンバーの社内でもこういうことができるじゃないかということを持ち帰り活用して欲しい。
中川アドバイザー
 「暗黙知・経験知」を見える化することで全社員に均一に浸透できる。現状に甘んじることなく、日々進化する部分をチェックし更新していることは重要なこと。メンバーの社内で活かせることを見出して欲しい。

          

              <懇親会>             

 岡崎ITマネジメント研究会の目的のひとつは各社の情報化担当者が困ったときに相談し合える関係をつくることである。
 懇親会の席上、普段不思議に思いながら聞くチャンスがなかったこと、困っていることなど気軽に聞きあっていた。帰りは同じ方面同士が一緒に帰り、メンバー間の親密度が増した。

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