第6回:1月20日:
IT化・情報化活用事例 4 
「産業界に求める情報化
 〜岡崎市地域情報化計画における位置づけ」

講師:岡崎市 企画政策部 次長(IT推進課長) 仲条 紳一 氏

        <出席者>

メンバー14名、アドバイザー2名、コーディネータ、オブザーバー、事務局 計20名

        <セミナー>

1)中小企業のIT化の現状と展望について
−中小企業におけるIT化の実態
−県の中小企業IT化支援策
−ITは経営戦略の実現ツール
−経営者の意識改革と人材育成    

2)岡崎市地域情報化計画における行政と産業界の役割分担    
−3つの基本理念
・ 地域の活性化に貢献する情報化
   コミュニティの活性化に貢献する情報化
   地域産業の活性化に貢献する情報化
   官民協働のまちづくりに貢献する情報化
・ 誰もがITの恩恵を受けられる情報化   
   IT弱者が恩恵を受けられる情報化   
   さまざまな人々の要求に対応した情報化   
   IT活用能力の向上を図る情報化
・ 安全・安心な市民生活に貢献する情報化
   災害対応に貢献する情報化  
   防犯活動に貢献する情報化  
   市民の健康づくりに貢献する情報化    
−各主体の役割分担
・ 官主導で行う地域情報化施策
   市役所内部の情報化   
   市役所への申請・手続の電子化
・ 民産学官の協働で行う地域情報化施策
   まちづくりやものつくりに関する協働事業
・ 民産学主導で行う地域情報化施策
   【民】ITの活用  
   【産】事業者は、ITの積極的活用、経営の効率化、高度化
      商工会議所は、人材育成支援、産学官連携の主体的役割  
   【学】大学懇話会を中心に事業所、行政との連携  
3)岡崎市の情報化施策
−電子自治体推進プログラム
−電子調達(電子入札)
−電子申請・届出システム  
4)情報セキュリティ対策
−人的セキュリティ対策 教育・啓発
−技術的セキュリティ対策 ファイアウォール・暗号技術
−物理的セキュリティ 施錠管理・入退室管理
−運用等のおけるセキュリティ対策 監視・緊急時対応


<研究会の様子>

            

             <グループワーク>
            

メンバーを4つのグループに分けて各メンバーの
「目標設定と具体的手法」について意見交換
1〜3年後の目標設定  
会社の強みと弱み分析  
自分の強みと弱み分析  
外的要因と内的要因分析


             
             <研究会を終えて>

 次回は最終回。メンバーの皆さんが「この研究会活動を通じ、知りえたこと・刺激になったこと」は何か、そして、「今後どうしたいか」についてお考えいただきたいと思います。
そして、何を目標とするのか、目標達成のためには自社の強みと弱み、みなさんの強みと弱みを分析して、目標への行動計画を立てていただき、成果発表に取り組んでいただきたいと考えています。


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