発表者からひとこと(5)



『企業の社会貢献を考える−三河地区企業の環境行動調査の中で』


 日本経済は、いわゆる「失われた10年」をそのまま引きずって、企業はいま全世界をゆるがした米国同時多 発テロ事件という荒波にもまれております。そうした中で、私共の調査チームは「三河地区企業の環境行動調査 研究」に取りかかっている訳ですが、今後の社会・経営・コンシューマリズム・財務の視点を考える場合、むし ろ、いまだからこそ、その視点を持ち直すチャンスではないでしょうか。特に言えることは、企業の社会化、つ まりコーポレート・ガバナンスの軸を大切にすることであり、企業の新しい社会貢献思想を提言します。

愛知産業大学 経営学部 教授 丹羽 弘行
                            


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