表紙−作者の言葉 
 
生田 薫デザイン室 生田 薫

 窒素を利用してプラスチック材料の効率のよい乾燥を行うと言われても、素人にはなんのことだか…?でもこのような専用機のエキスパートが岡崎にもいくつかあって、そうした会社の製品パンフレットには英語表記が必ずついているし、英語のパンフレットも用意されています。つまり、日本の専用機が世界のあちこちで活躍している証なのです。私達の知らないところで日本の技術力の裾野が限りなく広がっているというわけなのです。


岡崎の匠「材料除湿乾燥機」

 様々な製品の原料として使われるプラスチック。プラスチックに含まれる水分が出来上がり製品に影響を与えることを防ぐために欠かせないのが除湿乾燥機。その開発から製造までを手がけている中村科学工業株式会社の製品は、乾燥にかかる時間を従来の1/3〜1/4に短縮することを可能にし、樹脂を使用する世界各地のものづくりの現場で縁の下の力持ちとして活躍しています。


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