岡崎の「和ろうそく」

 自然の植物のみを原料とし、職人が手間ひまかけてつくる高品質な和ろうそく。寺社が多く信仰心の篤い岡崎の地で古くから受け継がれてきた和ろうそくは、柔らかなあかりを生み出し全国各地の寺院で愛用されています。全国でも30軒程度しかない和ろうそく屋のうち3軒が、今も岡崎で営業を続けています。

和ろうそくとして使用される原材料の種類

材料名

製造方法

芯の材料

ろうそくの作り方

木 蝋
(もくろう)

ハゼの木の実を搾り1年
以上寝かして作られる。

燈 芯
(イグサ科)

手掛け
(全て手作業)

合成蝋

木蝋の代用品

燈芯・紙芯

手掛け・型

ぬかワックス

米のぬか

紙芯

硬化油
(こうかゆ)

牛脂肪油に水素
と化合させる

紙芯

資料提供:松井ローソク店

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