表紙−作者の言葉  生田 薫デザイン室 生田 薫

 旅行でお世話になるジェット機に岡崎の技術が使われているなんてうれしいですね。機械部品の表面の微妙な研磨は最終的に人の手で行うんだそうですが、人間の指先や、眼差しといったものが、最新ハイテク機械を支えているわけです。こうした工場には「もの」を作ることの責任の大きさといったものが存在しています。創造というのは単に情緒的な事を言うのではないと思います。


岡崎の「航空機部品」

 ジャンボジェット機の胴体の骨組み・補強するための部品を製作している株式会社クラタ産業。わずかな狂いが大事故に繋がりかねないため精度の高さが求められ、最新鋭の機械を用いてつくられる部品。しかし最終的に、長年の経験と勘に裏打ちされた人間の目により全製品のチェックが行われます。世界を飛び回る航空機の安全は最新技術と人間の力の融合により守られています。

音材など、私達の身近なところで活躍しています。

も ど る