岡崎商工会議所では、岡崎市より「緊急雇用対策ものづくり情報調査業務」の委託を受け、グローバル化時代における産業の構造変化に対し、市内の中小製造業者が経営に対してどのように取り組んでいるのか把握するため実態調査を行ないました。
 今回“速報”という形でみなさまにご報告致します。

【調査要綱】
調査方法:郵送によるアンケート
調査対象:岡崎市内に立地する製造業者

 「新分野進出」「技術力向上」「コスト低減」を重視した積極的な戦略をめざしている。
 具体的には、「取引先拡大」「生産性改善」による収益改善と共に、「自社開発力向上」「製品の高付加価値化」による下請けからの脱却を目指す積極的経営戦略が見える。
また、これら戦略実現のために「社員教育」が欠かせないとしている。

新分野進出と技術力向上のための人材教育が重要

 アンケートにご協力いただいた事業所に調査員がうかがわせていただき、ヒアリングを行いました。その際、中小企業のみなさまが抱えている様々な問題・課題が浮かびあがってきました。

 主なものとして…

    ○新分野進出、技術・開発力向上、取引先拡大等経営戦略は積極的だが、単一事業所での現状打破には人材面などで限界。
    ○「ものつくり推進研究会」の強化が必要等々


も ど る