表紙−作者の言葉  生田 薫デザイン室 生田 薫

 城下町って必ず和菓子が豊かですね。岡崎だってそうだと思います。ときおり和菓子が無性に食べたくなることがありますね。これだけ洋菓子が町中に溢れていても、和菓子の味は不滅。和菓子屋さんのウインドウをよーく眺めると、実にいろんなお菓子があって正に技のワンダーランドです。お菓子を英語でデリカシーズって言ったりしますが、この言葉、和菓子の為にあるような言葉で好きです。


岡崎の和菓子

 城下街でもあり宿場街でもあった岡崎。その当時から多くの人が行きかったこのまちには、江戸の頃から数々の和菓子が生まれ、そこで暮らす人にはもちろん、ここを訪れた多くの客人の間で息づいてきました。現在はその技を受け継ぐ数々の和菓子職人がその技を今に再現しています。

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