表紙−作者の言葉 生田 薫デザイン室 生田 薫

 セラミックスが現代社会でいかに活躍しているかは承知していたけれど、公衆電話のプッシュボタンがセラミックスでできているなんて知らなかった。セラミックスは当然窯で焼けば縮むわけだけれど、そんな中で、表紙にあるような2、3ミリの小さな部品を精度高く作り上げる技術はすごいと思う。一連の匠シリーズの表紙制作で、岡崎にはすごい伝統技術や先端技術がいろいろ存在していることを実感。なにかたのもしい気がしてきましたね。


岡崎の「 セラミックス」

 セラミックスは、耐熱性、耐摩耗性、耐薬品性、電気絶縁性に優れ、目立たないところで各種電気製品や機械、自動車等の部品として大活躍しています。株式会社ヤスフクセラミックスは、長年築きあげた技術を駆使し、高精度な製品を生産。今では公衆電話のプッシュボタンや自動車用スローブローヒューズは、100%のシェアを誇っています。

◇ も ど る