経済の新陳代謝の停滞と活力の低下が懸念されている昨今、こうした閉塞感を打破し、経済の活力ある発展のために、新規開業や、企業自らの積極的な経営革新に大きな期待が寄せられています。
 岡崎商工会議所では「岡崎中小企業支援センター」を開設し、創業や経営革新に積極的に取り組んでいる方々を様々な形でバックアップしています。

中小企業支援センター

 ■相談日時 月曜日〜金曜日 午前10時〜午後4時
 ■相談場所 岡崎商工会議所 3階 
 ■お問合せ 岡崎中小企業支援センター
           TEL53−6500
        担当:澤田(コーディネーター)

情報の提供等

県や国の支援制度、マーケティング、技術動向

専門家派遣

経営、技術、情報、法律、税務など

窓口専門相談

窓口相談(随時)
経営コンサルタントによる専門相談
(月1回 要予約)

セミナー・講習会の開催

創業・経営革新のための各種セミナー

岡崎中小企業支援センター利用者が創業!

ももたろうパソコン教室岡崎稲熊校
 教室代表 本多 学 氏

 稲熊町8−51−1 シャトーMARUWA1階 
 TEL27−0317

 http://www.wht.mmtr.or.jp/~s-okingm/    
  s-okingm@wht.mmtr.or.jp

Q:なぜ創業・起業しようと思ったのですか

 新たな仕事をしなければならない、その状況に置かれた時に“転職”に加えて“創業”も視野に入れて考えました。以前、管理分野の実務を通して情報システムに関わる機会が多かったので、そこで培った知識や技術が活かせる仕事として、中小企業支援センターに何度か相談を重ねながら今の教室を立ち上げました。

Q:創業・起業するうえで一番大変だったことは

 “自分が何をしたいか”目的意識をはっきり持つことが大事です。そして、事業を営むうえで重要なファクターになるのが立地条件です。様々な条件から今のところを選択するために候補を絞り込むことがとても大変でした。また、パソコン教室がたくさんある中で私どもの教室を選んでいただくためにも、サービス業として接することを基本姿勢にし、満足して帰っていただける対応を心がけています。

Q:これから創業・起業される方へのアドバイスを

 創業して事業を軌道に乗せるためには、公私にわたって自分をバックアップしてくれる体制をつくりあげるために努力する姿勢を持ち続けることが重要です。そして、その体制をつくるにはコミュニケーションが非常に大切だと思います。「自分の身を自分で守ること=自己責任」、雇われていたときとは違った意味でその重要性を痛感しています。


「岡崎中小企業支援センター」利用者アンケート集計結果
創業・雇用の分野に着実な成果見られる!

 本所では、平成11年1月より『岡崎中小企業支援センター』を開設し、創業および経営革新の支援に取り組んできました。
 そこで、今回、これまで同センター利用者を対象にアンケートを実施し、同センター活用後の動きについて調査しました。
 この結果、有効回答数92件のうち実に47件(51%)が既に創業を実現しており、さらにそのうち17件(36%)は既に法人を設立。既に創業しているあるいは創業を予定しているケースで、人気が高いのはサービス業(30%)で、既に創業しているケースの従業員数(役員・パート・アルバイト含む)は47件で230人(1件あたり4.9人)に達しています。

 ○調査名 岡崎中小企業支援センター利用者アンケート
 ○調査時期 平成13年12月
 ○調査対象 岡崎中小企業支援センター利用者(389名)
 ○有効回答 92件(24%)

◇ も ど る