東レ株式会社岡崎工業
理事・工場長  
中本 敏夫 氏

●出身地:山口県(1946年生)
●岡崎在勤:平成12年7月〜
●過去の勤務地:愛媛、名古屋、大津



岡崎の印象はどんなものでしょうか?

 私にとって岡崎の中で印象深いのは、きれいな矢作川と、あちこちに残っている村社ですね。きれいな清流のある町
にはなんとなく人をひきつける魅力があると思います。また、地域ごとに村社が残っていて、古くからの伝統・文化を大切に
しているところにも岡崎らしさを感じますね。




休日はどんな過ごし方をされていますか?

 これは今後やってみたい休日の過ごし方なのですが、矢作川の上流から下流までをゆっくりと歩いてみたいですね。
車から見るだけで、なかなかゆっくりと歩くことがないので、歩いてみたらまた違った素晴らしさに会えるのではないかと
思っています。また、各地に残っている村社も、その歴史背景も学びながら巡ってみたいと思っています。




今後岡崎がより魅力的になっていくために、どんな形でアプローチしていったらいいとお考えですか?

 1つには多くの車が行き交っている国道1号線が、人が行き交う通過点の一部でしかないことを大変残念に思いますね。
岡崎が交通の一通過点ではなく、江戸時代の宿場町のように足をとめてもらう街にしたいですね。「現代版 宿場町 岡崎」を打出せる
ようなしかけづくりとインフラの整備を共に進め、たとえば1号線沿いに車を停めて、人が歩いて集えるようなスペースが作れたら
活性化にもつながるのではないかと思いますね。
 また、離れている名鉄東岡崎駅とJR岡崎駅を、別々に活性化していくのではなく、例えば両駅を拠点に環状線のようにむすんで、
その中をすべて「市街地」と位置づけ、車の乗り入れを規制し、市街地内の乗りものは自動運転の乗り合いエコカーにし、人に
優しい文化圏が作り出せたらおもしろい街になると思いますね。
 「静」と「動」がうまく調和した街には大変魅力を感じています。岡崎は静かな部分は備えていると思うので、動の部分をこれに
付け加えられたら、とても魅力的になると思いますね。




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