情報文化部会7月例会結果報告

情報文化部会7月例会結果報告

〜講演会「全てはお客さまの”心地よさ”のために〜



 
●日 時 平成18年7月11日(火)午後4時〜7時30分

●会 場 岡崎ニューグランドホテル

●講演会 3階 飛竜の間 16:00〜17:00
          講師:服部工業梶@代表取締役 服部良男氏


●懇親会 2階 ふじの間 17:30〜19:30

●概 要
 情報文化部会7月例会は女性部と合同により、講師に服部工業 代表取締役 服部良男氏(本所副会頭)をお迎えし「全てはお客さまの"心地よさ"のために」と題し講演会を開催、サービスの本質・顧客満足のあり方等についてお話いただきました。
 服部さんは、服部工業鰍フ他にも、FMおかざき・YAMASA言語文化研究所・めぐみ幼稚園など、多彩に事業展開されていますが、当日は外国人が日本語を学ぶ言語文化研究所の運営を通じたサービスのあり方を中心にお話されました。
 この中で、服部さんは「サービスとは、対象が人であるので、生産と同時に消費される。そのためやり直しがきかない。常に目線をお客さまに向け、協働して作り出すことを考える必要がある。そのため、その過程が心地よいものでなければならない。」としたうえで、「サービスの品質は、実際に得たものから事前に期待したものを差し引いた分である。そのため、提供できるサービスだけを約束し、約束した以上のサービスを提供することが大切である。」と力説されました。
 そして、「今後は、小さくても、ゆっくりと顧客に満足を与える事業に取り組んでいきたい。」と語られました。
 講演終了後は、講師の服部さんを囲んで合同の懇親会を開催しました。参加された皆さんは終始楽しそうに懇談、楽しいひと時を過ごしました。


●参加者の声
・教育という無形のサービスを提供するにあたり、サービスを受ける側の目線に立つ、素早い対応、受け手の期待を超えるサービス、サービスの対価(料金)に対する安心感など、様々な業種の事業・お店に共通する顧客満足度向上へのヒントが得られた。また「今後はもっとゆっくり、スローな観点でのサービス提供が必要」という提案については、ライフスタイル・社会構造の変化を先取りしており、共鳴を感じた。

・前々から服部副会頭は大変素晴らしいと思っていただけに、今回は2部会の講演だったが、今後は岡崎商工会議所全会員に呼びかけて、大ホールで開催するよう仕掛けてほしい。そうでないともったいない。